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NO.14 舞鶴平和塔(管坂峠)   

 世界平和を記念し、宗派、思想信条を越えて建立された舞鶴平和塔は、菅坂峠の山頂に安置されている。昭和58年8月、日本山、妙法寺一門の勤労奉仕と市民や全国から浄財が寄せられて完成した。塔は基底3段、高さ23メートルの塔身は伏鉢式で塔頂にはインド、ビルマから贈られた大聖釈尊の仏舎利が納められている。仏像の原型はインド・サールナイト(鹿野苑〈ろくやおん〉)の初転法(しょてんぽう)輪像で、顔は日本の鎌倉時代のものに作りかえてあり、台座には車輪を中央に置き、五比丘(びく)と在家の母子や2頭の鹿が入れられている。言い伝えでは、鹿は鹿野苑を示し、五比丘は釈尊が最初に説法した弟子たちで、車輪は説法が輪の廻るように、四方へ広がることを意味している。国際親善の願いを込めたこの平和塔は、山頂へのハイキングコースや憩いの場所としても最適である。

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