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NO.20 恵比須さま(丹波町)   

 「恵比須(えびす)さま」は七福神のひとつ。その像は狩衣(かりぎぬ)、指貫(さしぬき)、風折(かざおり)、烏帽子(えぼし)、鯛を釣って福々しく、いつもニコニコしてござる―。その「えびす市」は商店街が年中で一番にぎわうときである。明治18年、旧舞鶴町在住の魚を扱う有志によって、舞鶴海産物合資会社が設立され、京都の建仁寺から恵比須神社の分霊を舞鶴へ受けて帰り、魚屋北浜にお祀りした。その後遷座、ここ丹波町に鎮座されて今日に至っている。祭礼は、恵比須大神が海から陸へお出になる11月20日に行われ、伊根、田井、成生の大敷三漁場から献魚がある。祭りの3日間は、名物の植木市や露店が並び、丹波町から西の通りは、1年分の衣類や日用品を求める買い物客で埋め尽くされた。昔に比べると「えびす市」も様変わりしたが、ここにその由来があり、この通りを別名「恵比須通り」ともいう。えびす市は今月(11月)23日から25日催される。

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