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NO.9 森の真清水(大森神社)   

 舞鶴の夏祭り最大の人出でにぎわう大森神社―。旧若狭街道(白鳥峠)から東地域に入ると弥加宜(みかげ)神社(通称大森神社)があり、祭神は天御影命(あまのみかげのみこと)相殿には八幡神が祀ってある。その名のとおり、神社への200メートルにわたる参道は、樹齢数100年にもなるケヤキ、エノキ、タブノキなどの大木で覆われており、長い境内は夏の別天地。また、本殿の下には霊水「森の真清水」の湧く井戸があり、言い伝えによると国の重大事や異変が生ずる時には、この清水の一隅から白い水が出るという。(丹後風土記の説では、昔は与保呂川がこの方向に流れ、その伏流水の水脈にあたる)貴重な社殿を取り囲む緑豊かな環境を守るため、京都府文化財の保護地区に指定されている。毎年7月14日と15日は、大森さんの神社創建の日でもある。

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