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2005年3月29日

丸田に新授産施設「みずなぎ丸田学園」
焼き立てパンやカフェコーナー
 社会福祉法人・みずなぎ学園(多田卓夫理事長)は、由良川沿いの丸田地区に通所授産施設「みずなぎ丸田学園」を開設する。知的障害者たちが工房でパンを製造し、焼き立てのパンをコーヒーとともに味わってもらうカフェコーナーを併設。将来は、地元のお茶などの農産物を活かした加工品の開発も取り組みたいという。障害者たちが中心となって製造から接客まで担当し、多くの人たちとの交流の店にと夢を広げている。4月4日にオープンの予定。  みずなぎ学園は鹿原と高野に授産施設(定員は両施設合わせ90人)と分場(定員19人)を運営しているが、いずれも定員いっぱいの状態が続き、利用を希望する人を受け入れられないでいた。新しい授産施設の建設が急務となり、新施設では好評なパンの製造と販売をする計画を盛り込んだ。  パン製造は鹿原の学園で2003年から取り組んでいる。30〜40種類の菓子パンと食パンを1日平均200〜300個作り、田中町のスーパーや社会福祉協議会、みずなぎショップ「ビバ」などで販売。おいしさと安さが受け毎回売り切る人気で、対応しきれないほど注文も多い。利用者自身が納品と販売まですることで、仕事の自信と喜びを得たという。  丸田学園は鉄骨平屋建て、建物面積475平方メートル。パン工房と自主製品の作業場、カフェコーナーを備える。同コーナーに並ぶパンを来店者が選び、テーブル席でコーヒーなどを注文できる。外にはオープンカフェも設ける。1日約500個の販売を目指している。パン製造は鹿原の施設でも引き続き行う。  作業場では利用者が希望に応じて陶芸や縫製作業をするが、今回初めて鉢植えなどの園芸品づくりもし、作品はここで販売する。総事業費は約1億6300万円。その内、日本財団が4420万円、市が5700万円を補助した。定員20人で、16人の利用者でスタートする。  みずなぎ学園の森下多恵子園長は「職員は利用者のサポートに徹し、利用者が地域の人たちや来店者との交流を深め、夢をもてる施設になれば」と話していた。4月8日に竣(しゅん)工式を開く。カフェの営業時間は午前10時〜午後6時半の予定。土・日曜も営業する。場所は宮津市に向かって、国道178号線沿いの八雲小学校の手前を左折してすぐ。電話は82・9500。

写真=4月4日にオープン予定。パンや自主製品を製造販売する完成間近の「みずなぎ丸田学園」
舞鶴フィルムコミッションがセミナー
映画制作者からロケ誘致は情報収集をと
 舞鶴フィルムコミッションのセミナーが3月25日、北吸の市政記念館で開かれた。映画「海猿」のプロデューサーの安藤親広さん(42)と「踊る大捜査線2」の制作担当の松岡利光さん(43)がトークショーをし、制作者の立場からロケ誘致にはまちのよさの情報収集などが必要なことを話した。  舞鶴FCは市や商工会議所などでつくり、国や府の機関など16団体がFC事業に協力。テレビ番組や映画のロケ誘致のための情報提供や、撮影手続きの一本化による支援を行っている。  セミナーにはテレビ映画制作会社「ロボット」の安藤さん、「インナップ」の松岡さんが「市民の力がロケを支える」と題して話した。安藤さんは呉市での「海猿」のロケで延べ400人の市民がボランティアで協力してくれた話を披露した。  ロケ誘致については、松岡さんは「舞鶴を舞台にした『ニワトリはハダシだ』では警察署でのシーンがあり、なかなか警察署でのロケは難しい。そうした地元の協力体制と絵になる風景があれば、1分に満たないカットのためにロケ隊はやってきます」とし、町の情報収集をとアドバイス。安藤さんは「舞鶴のよさは何かをしっかりと皆さんが捉えてください。撮影は迷惑をかける作業なので市民の支援が力になります」と話した。

写真=制作者の立場からロケ誘致について話す安藤さん(右)と松岡さん
2005年3月25日

フィリピン出身で舞鶴在住の廣田さん
日本語能力試験1級合格、難関を突破
 フィリピンから来日して舞鶴に在住する廣田ラケールさん(44)=行永=が、日本国際教育支援協会などが実施する日本語能力試験の1級にこのほど合格した。日常会話ができ、新聞が読める多くの漢字や読解力などが必要とされる難関を突破。ボランティアによる日本語教室に通って勉強を続け、2級合格後に夫を亡くした悲しみを乗り越え、長男の大学合格とともに二重の喜びの春を迎えた。一緒に教室で学ぶ仲間たちからも祝福を受けている。  廣田さんはマニラ市出身で、大学を中退して23歳の時に来日、その後に結婚し家庭生活を築いてきた。英語とタガログ語は堪能だが苦手な日本語を身につけようと、フィリピンから来た女性たちに、修道会「聖母訪問会」(小浜市)のシスターの原田従子さんが約15年前から、ボランティアで教える日本語教室に、1期生として学び始めた。日星高校で開かれる教室に月2度通ってコツコツと勉強し、11年前に日本語能力試験の3級、10年前に400点満点の396点で2級に合格した。  同試験は日本語を母語としない人が対象で、昨年度は国内外の39カ国で約32万1000人が受験。1級〜4級の認定基準がある。海外の学生が日本の大学に留学を希望する場合、この試験の認定を受けていることが留学可否の審査の参考にもなっている。  1級は常用漢字(1945字)に匹敵する2000字、語彙1万語程度を習得し、社会生活に必要な読み書きや聴く、文法の高い力が試される。新聞記事なども出題され、7割以上の得点が合格のライン。昨年度の国内の受験者で認定率は46%だった。  原田さんの教室には87人が登録し、2級合格者は10数人。いつも通ってくるのはこの約10人たちだが、1級の壁は高く合格者はいなかった。廣田さんは一度1級に挑戦したが失敗。その後、7年前に夫の良一さんを病気で亡くし、ホームヘルパーの勉強もあり試験から遠ざかっていた。  しかし、その間も原田さんの励ましを受け、この3月に東舞鶴高校を卒業した長男の健司さん(18)の中学時代の教科書で勉強を続け、自信がついたことから2回目の挑戦をし見事に合格した。健司さんが受験生の経験から、問題の解き方など受験テクニックを教えてくれたという。その健司さんも関西学院大学に合格し、親子で喜び合った。  これまで老人会の国際交流会に出席したり、地域にもすっかり溶け込む。昨年はホームヘルパーの2級の資格も取得した。廣田さんは「原田さんと一緒に1級を目標にがんばってきました。これからも文章が正確に書けるように勉強を続け、資格を活かしたヘルパーや通訳の仕事もやってみたい」と目を輝かせていた。  原田さんは「廣田さんは分からない言葉があればメモをし質問する熱心さで学んできました。初めての1級合格は教室のみんなの励みになります。学んだ言葉を使って日本とフィリピンとの交流に活躍してほしい」と見守っている。

写真=認定書を手に喜び合う廣田さん(右)と日本語を教える原田さん
市内一斉に卒業式、21校で903人
青井小は最後、6人が思い出胸に巣立つ
 市内の小学校で3月23日、一斉に卒業式があり、21校の卒業生合わせて903人が6年間の思い出を胸に学舎を巣立った。  児童数の減少で今年度末で閉校される青井の青井小学校(木村正純校長)では、最後の卒業式が行われた。在校生や保護者らに迎えられ、卒業生は4月から進学する城北中学校の制服を着て体育館に入場した。  木村校長は卒業証書を授与した後、卒業生一人一人に思い出を語りかけ、「君たちは130年の歴史と伝統を誇る本校の最後の卒業生。中学に進んでも誇りと自信を持って何事にもチャレンジしてほしい」と式辞を述べた。  卒業生一人一人が、言葉を語り継いで6年間の思い出を発表。在校生も感謝と別れの言葉を発表して、最後に全員で「また会う日までさようなら」を合唱した。  同校の在校生は、4月から下福井の福井小学校に通学する。

写真=青井小最後の卒業生となった6人
2005年3月22日

「語り部」引き揚げの歴史を後世に
舞鶴引揚記念館・養成講座最終回
 舞鶴引揚記念館「語り部」養成講座(市教委など主催)の最終回と修了式が3月19日、平の引揚記念館で催された。31人が昨年5月から戦争の背景などを学び、最終回は実際に記念館の各展示コーナーの前で、収容所の生活や引揚船などを自分の言葉で語った。今後は記念館を拠点にして引き揚げの語り部としての活動を続ける予定。  引き揚げ体験者が高齢化する中、史実を後世に引き継ごうと、計10回の講座をスタート。京阪神在住者を含め31人が受講、28人が5回以上出席し修了した。この日は、20人の受講者が自作のシナリオで語り部を実践。岸壁の母などのコーナーを前に、清美が丘の古橋ふみ子さんが「世の中のことに関心を持つことが今後の平和の第一歩につながります」と語りを結んだ。  また、受講者中の最年少の高橋潤さん(26)=宝塚市=は抑留生活を送り、昭和23年に舞鶴港に引き揚げた祖父の体験を引きながら、「抑留中は家族の写真を大切にしていた。自分の命が受け継がれてあるいま、命の重みを感じます」と語った。最後に引揚を記念する舞鶴全国友の会事務局長の藤村正己さんが「自分の言葉と客観的な説明に共感できました」と講評した。  修了した松本泰さん(32)は「史実を伝えるだけでなく、人と人との絆などを考える教材にもなりえる。今後記念館はどうあるべきか、文化遺産のコンセプトをもって活用していく責任を感じました」と話していた。

写真=収容所の模型を前に語り部を体験する養成講座受講者(右端)
市優秀スポーツ賞に19人
特別賞は稲垣選手(舞鶴出身のプロ競輪選手)
 スポーツ分野の全国大会や国際大会で活躍した選手をたたえる舞鶴市優秀スポーツ賞の表彰式が3月16日、北吸の市政記念館であり、第24回アジア自転車競技選手権大会の男子スプリントで優勝した舞鶴出身のプロ競輪選手、稲垣裕之選手(27)に特別賞が授与されたほか、19人に優秀スポーツ賞が贈られ。  優秀スポーツ賞は、平成16年中の全国大会で、市内の選手はベスト8以上、舞鶴出身で市外の選手は優勝や国際大会で好成績を収めことを基準に贈られている。昨年夏のアテネ五輪陸上競技の男子1600メートルリレーで4位に入賞した舞鶴出身の山口有希選手(21)=東海大学=は、昨年9月に特別優秀賞が贈られた。  表彰式には、受賞選手や代理人、各スポーツ団体の関係者らが出席。江守光起市長は「皆さんの活躍は市民に元気と勇気を与えてくれた。これからもトレーニングを重ねて頑張ってほしい」と健闘をたたえ、一人一人に賞状と記念のレプリカを授与した。  優秀スポーツ賞を受賞した皆さんと成績は次の通り。
 【ソフトテニス】石角彩花(余内小6年)、海老原智絵(同)=第3回小学生大会女子5年生の部ダブルス第3位
 【陸上】中上拓司(城北中1年)=第35回ジュニアオリンピックDクラス男子百r第4位▽本田茉衣(青葉中3年)=同女子BC共通ジャベリックスロー第6位▽鈴木喜代乃(63)=第4回全国障害者スポーツ大会砲丸投げ第2位、同やり投げ第2位▽赤松寿長(花園高3年)=平成16年度全国高校総体男子千六百rリレー第2位
 【水泳】日笠優太(城北中1年)=第25回JSCAブロック対抗大会男子11・12歳200メートルリレー優勝
 【ウエートリフティング】木村祐之(白糸中3年)=第18回全国男子中学生選手権大会69キロ級第2位▽谷口優真(同)=同53キロ級第4位▽三宅莉沙(青葉中3年)=第3回全国女子中学生選手権大会58キロ級第2位▽竹下菜緒(加悦谷高2年)=第6回全国高校女子選手権大会48キロ級優勝、第19回全国高校選抜大会48キロ級優勝▽谷口亜純(同2年)=第6回全国高校女子選手権大会53キロ級第2位▽山内薫(同2年)=全国高校総体男子105キロ級優勝▽三谷洋平(同2年)=同男子62キロ級優勝、第59回国体秋季大会少年男子62キロ級優勝▽齋藤里香(立命館大3年)=第18回全日本女子選手権大会69キロ級優勝、第5回全日本大学対抗女子選手権大会69キロ級優勝
 【ソフトボール】山本久美子(40)、荒木美津子(38)=日本スポーツマスターズ2004福島大会京都府代表優勝
 【卓球】上田仁(青森山田中1年)=第12回東アジアグランプリホープス選手権国際招待大会団体戦日本代表第3位
 【テニス】福井恵美(柳川高2年)=第24回全日本ジュニア選抜室内選手権大会女子シングルス優勝、2004世界スーパージュニア選手権大会女子ダブルス優勝

写真=江守市長から表彰状を受けるソフトテニスの海老原さん
2005年3月18日

城北中出身の小酒さん(京都橘高を卒業)
女子バレーVリーグの「JTマーヴェラス」へ
 城北中学校出身で今月(3月)に京都橘高校(京都市)を卒業した小酒翔子さん(18)=同市=が、4月から女子バレーボールのVリーグに所属する「JTマーヴェラス」に入る。子供のころからバレーを続けてきた小酒さんは、全日本チーム入りの夢に向かって今後も歩み続ける。入社前の休暇を利用してこのほど母校の福井小学校を訪問、後輩たちにプレーを披露し、夢に向かって努力する大切さを語った。  小酒さんは小学2年から福井少女バレーボールクラブ(堀義一監督)に所属、6年生で全日本バレーボール小学生大会・京都大会で優勝し、全国大会に出場。城北中時代にはバレー部キャプテンを務め、京都選抜チームの一員として全国大会を経験した。  京都橘高ではレフトでプレー。2年生で国体に優勝し、3年生でキャプテンとしてチームをまとめ、インターハイ3位の成績を収めた。オリンピック選手が活躍するVリーグ入りを志望していたが、身長169センチの体格からあきらめかけたところ、得意のレシーブ力と率先して努力する姿勢が目を引き、JT(日本たばこ産業)から誘いを受けた。  帰省中の小酒さんに福井小側が依頼し、母校訪問が実現した。6年生34人とQ&A形式で対話、「キャプテンの役割は」などの質問に丁寧に答え、「全日本に入りたいという夢のため毎日練習し、Vリーグ入りがかないました。皆さんも夢をもって努力を続けてください」と述べた。6年生の竹村優子さんは「どのプレーもすごかった。サインは宝物にします」と目を輝かせた。同校の水嶋純作校長は「バレーを通して人間的に成長できた話が印象的だった」と話していた。  JTマーヴェラス(練習場は西宮市)は、今期のレギュラーラウンド10チーム中の3位。上位4チームの決勝リーグに進出し、きょう3月18日に3位決定戦に臨んだ。全日本チームのセッターの竹下佳江選手が所属する。レシーブのスペシャリストのリベロを予定されている小酒さんは、「得点にはからみませんが重要なポジション。次の目標はレギュラーです」と話していた。Vリーグはプロ化を目指している。

写真=Vリーグのチームに入る小酒さん
台風23号被害の西図書館加佐分館
3500冊の新図書入り、ソロプチ舞鶴寄贈分も並ぶ
 台風23号で浸水被害を受けた志高の西図書館加佐分館に、3月14日、約3500冊の図書が新しく入り、利 用が始まった。先月、国際ソロプチミスト舞鶴(西村説子会長)が寄贈した児童図書813冊(100万円相当)も、一緒に並べられている。  加佐分館は約9000冊を所蔵していたが、浸水で約6000冊を廃棄処分にした。残った本で貸し出し業務を続けてきた。子供たちの春休みを前に、寄贈を受けた本と新しく購入した本に貸出期間票などを付ける作業を終え、西図書館職員らの手で本棚に並べられた。  また、国際ソロプチミスト舞鶴は台風被害の緊急の本の寄贈とは別に、毎年行っている市立図書館への児童書85冊(15万円相当)の寄贈をした。西村会長らが3月15日、市教委を訪れて贈呈した。

写真=職員の手で本棚に並べられた図書
2005年3月15日

3月21の定期演奏会で東高分校・本校
軽音楽部とウィンドアンサンブル部初共演
 溝尻の東舞鶴高校浮島分校の軽音楽部が、3月21日に浜の総合文化会館で開かれる東高ウィンドアンサンブル部の定期演奏会で、初めて共演し音楽で交流することになった。毎日授業が終わる午後9時から練習に取り組み、時には両部の部員らが相互に訪れ音合わせをし、刺激を受けている。1年生部員と今月卒業したばかりの部員、顧問の教諭らが、吹奏楽とは異なった音楽を演奏したいと、真剣にドラムやギターに向き合っている。  昨年4月に音楽好きな生徒で軽音楽部を発足。部員らは昼の仕事を終えて授業に出席、終業後に練習を始める。11月の分校文化祭でパンク音楽などを発表し、演奏を聴いた同高の加藤寛校長が、アンサンブル部と軽音楽部に共演の話を持ちかけ、定期演奏会でジョイントすることが決まった。本校と分校のクラブが、合同で発表に取り組むのは初めてという。  軽音楽部は部長でドラム担当の1年、亥角元貴さん(16)=鹿原▽ベースの1年、斉藤祥人さん(同)=田中町▽ギターの1年、秋安了太さん(同)=上安東町。卒業生の秋友郷さん(24)=円満寺=も出演する。12月から毎晩練習し、仕事の都合がつけば始業前にも行った。本校の部員らが夜間に分校を訪れ、楽器演奏をアドバイスし、分校の部員らもアンサンブル部を訪れ、音合わせするなどした。  演奏の助言を受けた亥角さんは「めちゃくちゃうまくて勉強になった。毎晩の練習はきついけれど、当日は自分たちの音楽を伝えたい」、アンサンブル部の1年生、小谷啓太さん(16)は「軽音楽部の音楽は自分たちにはない音で勉強になる」と話していた。軽音楽部顧問の柴田洋介教諭(27)は「本校の生徒との練習が刺激になった。今後も発表と交流の機会が増えれば」という。演奏会は午後6時半開演。軽音楽部は2部に出演し4曲を演奏、3部で両部が共演する。入場無料。

写真=分校の練習場で打ち合わせる軽音楽部とウィンドアンサンブル部の部員ら
南消防団の車庫兼詰所が完成
自主防災センターの拠点へ
 老朽化したため移転・新築された南消防団(小山勝巳団長、団員49人)の車庫兼詰所が、行永の元南公民館跡地に完成、3月13日、地元関係者や団員ら約50人が出席してしゅん工式が行われた。  南消防団の元車庫兼詰所は、七条通りに面した民有地を借りて、昭和30年ごろに建てられた。約半世紀を経過して、建物が老朽化したことから、地元自治会などでつくる消防団後援会(倉橋貢会長)が中心となって移転・新築を進めてきた。  完成した車庫兼詰所は、鉄骨2階建て延べ床面積98平方メートル。1階が消防ポンプ車と小型ポンプを格納する車庫、2階が団員の詰所となっている。元車庫兼詰所に比べて、敷地面積が2倍となり、車庫前のスペースで消防ポンプ車の整備などができるようになったという。地元住民の寄付金約1100万円と市の補助金を合わせて約1600万円で建設した。  しゅん工式では、倉橋会長が「新しい車庫兼詰所は、情報発信基地として大きな力を発揮することを願っている」と式辞。江守市長は「自主防災センターの拠点となってほしい」と祝辞を述べた。  新車庫兼詰所は、舞鶴東署行永交番の東側にあり、同26・27日午前10時〜午後4時、地元住民らに一般公開される。

写真=しゅん工式で式辞を述べる消防団後援会の倉橋会長
2005年3月11日

がんを克服した糸井さん(倉梯町)
讃岐うどんの店を切り盛り、ローカル局がTV取材
 5年前にがんを発病し、その後に回復した倉梯町の糸井利美さん(57)が、アサヒ緑健(本社・福岡市)がスポンサーとなるドキュメンタリー番組「人生(たび)の切符」のテレビ取材を受けた。いまも治療を受けているが、元気にふるさとの味の讃岐うどんの店を切り盛りし、来店者との出会いの輪が広がっている。撮影スタッフが3月7日〜9日に来店、生き甲斐を持って毎日を過ごす姿をカメラに収録した。  夫の功さん(59)のすし店「鯛福」=倉梯町=を手伝っていた利美さんは、卵巣がんの診断を受け2000年2月に入院し、摘出手術を受けた。抗がん剤の治療は苦しかったが周囲の励ましを受け、病気と共存する気持ちに変わり、功さんも好きな野草を見にハイキングに連れだし支えた。01年に再発、再手術の予定だったががんは消えていた。  利美さんは香川県観音寺市生まれ。讃岐うどんの店の夢を持ち、回復を機に02年からすし店で昼間だけうどんを出す仕事を始めた。同市直送のうどんのおいしさが口コミで広がり、常連客は利美さんとの会話も楽しみに通っている。たまたま訪れた人ががんだった体験を話し、励まし合うことも。いまも抗がん剤の投与を受けているが、すっかり元気になった。  「人生の切符」は、病気などを克服して自分らしく生きている人を取り上げる30分番組。全国のローカル放送局で放映している。糸井さんを紹介した本紙ホームページの記事を見て、東京のテレビ制作会社「ケーテン」が取材。来店者とのやりとり、野草摘みの散策などの様子を撮影した。  利美さんは「テレビ取材は初めてなのでドキドキしました。店でのいろんな人との出会いが楽しく、力をもらっています」と話していた。放映日は未定。詳しくは糸井さん(電話62・7652)へ。

写真=取材を受ける糸井さん(左奥)と妻を支える功さん(右)
6月18日、市政記念館でブルースライブ
稲葉さんと若者農業者ら協賛呼びかけ
 上漆原のブルースシンガーの稲葉浩幸さんと岡田中の農業者たちのグループが6月18日、第3回目となる「舞鶴BLUES MEETING 2005」を開催する。ウエストロードブルースバンドの塩次伸二さんが出演、スペシャルゲストにハーモニカの第1人者、妹尾隆一郎さんを迎える。ライブへの協賛の協力を呼びかけている。  ブルースバーも営む稲葉さんと農家の若者たちが、舞鶴で音楽シーンを盛り上げ、岡田地区の魅力を発信しようと、「岡田中 風知空知人」を結成し、ライブを企画してきた。友人らにも協力を呼びかけ、事業所や商店などが協賛し開催している。  出演する塩次さんは日本のブルースの第一人者。ブルースハープの妹尾さんは「ブルース・ファイルNo1」に参加、サザン・オールスターズ、泉谷しげる、B’zなど共演し多彩な活動をしている。稲葉さん率いるBLUES800も出演する。ライブは6月18日午後5時半から北吸の市政記念館で。前売り2500円。協賛金は1口5000円(入場チケット1枚付き)。
【問い合わせ】電話76・2141、ドッカリー・ファームス(午後7時〜)、携帯090・6735・6053、稲葉さん。

写真=出演するウエストロードブルースバンドの塩次伸二さん
2005年3月8日

3月11日〜13日、ポリテク京都・実習展示会
生産技術科は鳥人間コンテスト出場に向け滑空機
 上安のポリテクカレッジ京都の2年生135人が卒業を前にして、2年間学んできた成果を発表しようと、3月11日から13日まで円満寺の西市民プラザで、総合制作実習展示会を開く。生産技術科の学生グループは、今夏に開催される鳥人間コンテスト選手権大会の出場を目指し、1年がかりで製作中の滑空機を展示する。昨年までは染織技術科だけが卒業制作展を実施してきたが、5科そろって取り組むのは初めて。多くのユニークな作品で、もの作りの面白さをアピールする。  独立行政法人・雇用能力開発機構が、ポリテクカレッジ京都(京都職業能力開発短期大学校)を運営。生産、電子、情報、住居環境、染織の5科がある。2年課程の多くを実習に当て、実践技術者の養成をする。染織を除く各科は、これまで校内だけで卒業制作を発表してきた。  生産技術科の前野高伯さん(20)ら5人は、いままでにないものを製作しようと、鳥人間コンテスト(読売テレビ主催)の滑空機部門・フォーミュラークラスの出場を目標とし、機体を作ることに決めた。昨年四月から設計を始め、揚力実験などを繰り返し、硬質発泡スチロールで長さ12メートルの主翼を2枚付けた滑空機を考案。展示会に向けて「舞姫」と名付けた機体の製作を進め、会場には現在完成している主翼1枚とコクピット部を出品する。  鳥人間コンテストは7月16、17日に彦根市の琵琶湖東岸で開かれる。今月(3月)22日までに設計図を提出し、書類選考で4月上旬に出場決定の通知が行われる予定。選考を通過すれば1年生が引き継いで出場する。同科の大川浩一さん(20)は「製作を進める過程で、設計図通りにはいかず苦労した。出場が決まれば応援に行きたい」と話していた。  生産ではこのほかに、ホバークラフトや自動演奏のパイプオルガンなどを展示する。電子では4足歩行ロボットなど、情報では3Dの日本地図など、住居環境では廃材を再利用した建築材料や、鹿原の金剛院三重塔を設計図通りに再現した5分1の模型など、染織ではコンピューターを活用してデザインした着尺地などを発表する。また、体験コーナーを設け、電子工作や木工工作、織物体験もできる。  11日は午後3時〜同6時、12日と13日は午前10時〜午後6時(最終日は午後5時まで)。入場無料。

写真=今夏の鳥人間コンテスト出場を目標に滑空機を製作する学生たち
市民から寄贈された歴史資料など一堂に
3月11日〜4月10日、市郷土資料館
 市民から寄贈された歴史資料などを一堂に公開する寄贈品展が、3月11日から北田辺の市郷土資料館で開かれる。江戸時代初期の絵師・狩野永納による花鳥図屏風をはじめ、丹後国絵図や大正2年の博覧会を記念した絵はがき、戦時中の豆債券など当時の暮らしを知る資料約90点が並べられる。4月10日まで。  平成16年度に市教委に寄贈されたもののほか、これまで寄せられたものの中で未公開の品を集めて出品する。絵図や藩札、武家文書、レコードなど約10のコーナーを設ける。余部下の布川和子さんが市に寄贈、昨年展示された狩野永納筆の屏風や書画なども再び紹介する。  江戸時代に作成された絵図は、田辺藩が幕府に提出した丹後国絵図の写しのほか、山崩れを起こした真倉村の絵図、天台寺の絵図などがある。藩札は田辺藩が発行した1700〜1800年代のもの。大正2年に開催された舞鶴築港記念全国博覧会の2種類の絵はがきセット、同13年に舞鶴中学校の本館が完成したのを記念に発行された絵はがき、明治のころのまちの様子を知ることができる写真などもある。  戦時中に関する資料も寄せられた。食料難のころに舞鶴海軍工廠弁当部が作成した食用とそうでない野草などの植物を図説した資料、日本勧業銀行が発行した豆債券と呼ばれた報国債券などを並べる。  時間は午前9時〜午後5時。月曜、3月22日・23日は休館。入場無料。
【問い合わせ】電話75・8836、同館。

写真=明治の頃と思われる相生橋を撮影した絵はがき
2005年3月4日

医療法人社団・外松医院が竹屋に
「ハーモニーデイサービスセンター」オープン
 医療法人社団・外松医院(外松信一理事長)がこのほど、竹屋に通所介護事業「ハーモニーデイサービスセンター」を開設した。市内で16カ所目となる。利用者一人ひとりのニーズに応じた入浴や生き甲斐づくりなどのサービスを提供するとともに、高野川沿いの民家と店舗が密集する町に位置する地の利を生かし、地域福祉の拠点となるセンターづくりを目指している。  デイサービス事業は要介護認定を受けた人を対象にして、利用者が自宅で自立して日常生活ができるように支援する。事業所では午前から午後までの昼間、入浴や食事提供のサービスを行う。  ハーモニーデイサービスセンターは、鉄骨造り2階建て。敷地面積は約718平方メートル。高野川沿いの倉庫群の並びに位置し、建物外壁は赤れんが調で、音楽ホールにも見えるモダンな外観。2階にサロン風の食堂兼機能訓練室、浴室は体の状態に応じて利用できる個人浴槽や機械浴槽などを備えている。  利用者個々人のニーズに応じて入浴する時間を決めたり、趣味の時間を設けるなどのきめ細かなサービスをしていく。社会福祉士や栄養士など専門スタッフが、生活相談や栄養指導などもする。外松理事長は「アットホームな雰囲気の中で、個性に合ったサービスを提供していきたい」と話している。  利用定員は20人/1日。利用日は月曜から土曜。市内を対象に送迎もする。
【問い合わせ】電話78・3719、同センター。

写真=サロン風の食堂兼機能訓練室でギター演奏を聴きくつろぐ利用者ら















市長賞に小嶋さん(小倉)
3月18〜21日、ワンダフル舞鶴写真展
 平成16年度ワンダフル舞鶴写真展(市など主催)の審査結果が、このほど発表された。170点の応募作品の中から、市長賞には小倉の小嶋幸則さん(61)の作品「霧の刻」が選ばれた。写真展は3月18日〜同21日、北吸の市政記念館で開かれる。入場無料。  舞鶴の自然景観や歴史などを写真で紹介しようと開催されている。今回は84人(昨年度56人)が応募し、日本写真家協会会員の北奥耕一郎さんが2月13日に審査した。市長賞の小嶋さんは槇山から青葉山を撮影した。教育長賞には北吸の大竹一生さん(72)が、林道・瀬崎三浜線で撮影した作品「夏の果て」、理事長賞には伊佐津の谷田肇さん(76)が、佐波賀で撮影した「燦々」が選ばれた。  写真展は入賞作品など計105点が並べられる。午前10時〜午後5時。最終日は午後4時まで。21日午後3時からは同館で、北奥さんの講演会「写真を楽しむ」が開かれる。入場無料。
 3人以外の入賞者は次の皆さん。
【特選】鬼塚千鶴(八幡市)ちはらまさみ(福知山市)島田外喜男(高野由里)
【入選】今井由一(宮津市)吉川龍一(高野由里)梅木千鶴子(上安)平井敏史(野村寺)多田満寿美(魚屋)土淵隆文(真倉)浅奥重和(浜)由里章(北吸)平田仁(紺屋)阪田薫(南田辺)
【まいづる賞】堀江勇治(倉谷)
【がんばれ賞】佐久間守男(高野由里)
【ふるさと賞】河田長友(志高)

写真=左から【市長賞】小嶋さんの作品「霧の刻」。【教育長賞】大竹さんの作品「夏の果て」。【理事長賞】谷田さんの作品「燦々」
2005年3月1日

開創600年の「桂林寺」、境内整備完成へ
4月29日に落慶法要、4月29日〜5月3日に報恩大授戒会
 紺屋の桂林寺(能登春夫住職)は、開創600年を記念して取り組む本堂屋根の葺き替えなど、境内の整備を今月(3月)でほぼ完成する。記念事業の締めくくりとして、4月29日には落慶法要、同日から5月3日までの5日間、曹洞宗最大で僧俗一体となった法要「報恩大授戒会(だいじゅかいえ)」を営む。京都・清水寺の森清範貫主の記念法話もある。  桂林寺は室町時代の応永8年(1401)の開創と伝えられる。当初は洞林寺と称し七日市付近にあった。市内と丹後地方の同宗派の寺院を束ねる要寺となっている。  2001年に開創600年を迎え、寺院の大改修を計画。傷みがひどかった本堂屋根の葺き替えに着手し、昨年完成した。続いてその他の施設の整備に取り組み、3月中旬に終了する予定。  記念事業の完成に感謝して、報恩大授戒会を営む。この期間に説法を聞き、礼拝を通して心身を清め、仏弟子となるための修行。大本山の総持寺(横浜市)の大道晃仙貫主が戒師を務めるほか、総勢80人の僧侶が導く。宗派を問わずだれでも参加できる。参加者を募っている。申し込みは3月10日まで。
【問い合わせ】電話75・0168、桂林寺。

写真=葺き替えが完成した本堂の屋根
国際ソロプチミスト舞鶴が児童図書813冊寄贈
台風23号で床上浸水、西図書館加佐分館に
 国際ソロプチミスト舞鶴(西村説子会長、会員20人)は、市立西図書館加佐分館へ児童図書813冊(100万円相当)を寄贈し、2月25日、西村会長らが江守光起市長に目録を手渡した。志高の加佐公民館内にある加佐分館は昨年10月の台風23号で床上浸水し、児童書を中心に多くの図書が水に濡れる被害を受けた。  加佐分館は児童図書約4000冊を含む約9000冊を所蔵。台風23号による由良川の増水で分館内も約1メートルの深さまで浸水し、約6000冊が水に濡れて廃棄処分とした。子供たちが手に取りやすいようにと、本棚の低い位置に置かれている児童図書の多くが被害を受けた。  職業を持つ女性たちで組織する同舞鶴は、女性や女子の人権や地位向上にと奉仕活動を続けている。文化・教育分野では、子供たちに本に親しんでもらおうと、23年間に渡って市立東・西図書館・分館に延べ2780冊の児童図書を寄贈してきた。  加佐分館の児童図書の被害を知り、長野から兵庫までのソロプチミストの149クラブから寄せられた台風災害救援金の一部を、購入費用にあてた。図書は西図書館職員が選定、『福音館日本傑作絵本』『海外秀作復刊絵本』などが含まれている。  この日、同舞鶴の役員5人が市役所を訪問。目録を受け取った江守市長は感謝状を贈った。西村会長は「たくさんの子供たちに本を手に取ってもらえればうれしい」、西図書館の溝畑俊樹館長は「寄贈に感謝しています。春休みから貸し出せるように整理をしたい」と話していた。また、同舞鶴は国際ソロプチミスト福知山と協力し、同じく被害を受けた大江町図書館にも児童図書を、近く寄贈する。

写真=西村会長から江守市長に手渡された本と目録
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