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2005年6月28日

夏の海の味覚、岩ガキの養殖進む
青井カキ組合が試験出荷を始める
 夏の海の味覚として知られる岩ガキの養殖が、舞鶴湾で進められている。2003年冬から青井沖でマガキの養殖業者がスタートさせ、来年夏に出荷予定だったが、予想を上回る成長の早さで、先月から試験出荷を始めた。天然ものは出荷までに4、5年かかるというが、2年で大きな岩ガキが出来た成果に関係者も驚いている。本格的な事業化に向け上々の滑り出しに、将来は舞鶴のブランド産品にと意気込んでいる。  岩ガキは殻の長さが20センチを超える大型のカキで、夏に旬を迎える。天然のものは磯の海底の岩場に生息し、素潜りで採る。舞鶴では博奕岬の湾口などが漁場となっており、生食用は高級食材として高値で買い取られている。  岩ガキの養殖は宮津市の府立海洋センターの指導で、01年から伊根湾と栗田湾で始まった。舞鶴では青井カキ組合の大下敏明組合長(56)ら2人が03年から、その後に白杉でも1人が取り組みを開始した。湾口の磯を生息地にしていることから、当初は湾口に養殖施設を設置する計画だったが、従来のマガキの養殖筏で養殖が可能と知り、既存の筏を利用している。  同センターが天然の岩ガキの胞子から種を育成し、ホタテ貝1枚に20〜30個の種を付け、筏から長さ6メートルのロープに50センチ間隔で5枚のホタテ貝を吊るす。1基の筏に100本のロープを結ぶ。貝に付着したムラサキイガイなどを春に取り除き、多くの岩ガキが出来た場合は間引いた。マガキは昨年の台風の波で多くがロープから落ちたが、岩ガキは無事だった。  養殖の場合は出荷までに3年間かかるとされているが、4月に揚げたところ、出荷サイズの20センチ、重さ250グラム(殻付き)を超えていた。大きなものでは重さ350グラムもあり、同センターは伊根湾などよりも生育がいいと驚く。関係機関と話し合い、競りにかけず府魚連が買い取る形で、計6基の筏で養殖する青井の2人がすでに3000個を試験出荷した。8月末までに3000個を出荷する予定という。  大下さんは「天然ものに比べ殻は薄く、身が分厚い。周囲に山がある舞鶴湾はミネラルが豊富で、養殖に適しているのではないか。マガキの出荷が3月に終わった後、筏では仕事がなかったが、夏場にできる仕事を作りたかった。今後は規模を大きくしていきたい」と話していた。

写真左=養殖筏から岩ガキを揚げ、出荷準備をする大下さん=青井沖で。写真右=身が分厚い舞鶴湾産の養殖岩ガキ
7月1〜3日、現代国際巨匠絵画展
シャガールやピカソら巨匠作品並ぶ
 シャガールやピカソら巨匠の作品を集めたチャリティー企画「現代国際巨匠絵画展」が、7月1、2、3日、浜の総合文化会館小ホールで開かれる。社会福祉法人京都太陽の園・こひつじの苑舞鶴後援会(松尾心空会長)主催、舞鶴市民新聞社など後援。入場無料。  絵画展は、シャガールらのほか、東山魁夷、平山郁夫、小倉遊亀画伯ら日本を代表する画家の作品を含めて約100点を展示する。また、特別招待展として、現代のスペインを代表する画家、ホアキム・イダルゴ氏の作品40点も同時に展示する。  イダルゴ氏は6月30日、安岡の身体障害者療護施設「こひつじの苑舞鶴」を訪問、入所者と交流する。また、7月2日午後6時半から絵画展会場で、美術に興味を持つ市内の中高校生と交流会を開くほか、絵画展期間中にサイン会も行う。  こひつじの苑舞鶴の地域福祉事業の広報と市内の障害者福祉施設の事業紹介などを兼ねて開かれ、障害者の制作した作品も展示即売する。開催時間は午前10時〜午後7時。
【問い合わせ】電話62・6005、こひつじの苑舞鶴。

写真=チャリティー企画「現代国際巨匠絵画展」のポスター
2005年6月24日

NHK杯全国高校放送コンテスト
日星高放送部が初出場
 上安久の日星高校(北村司郎校長)の放送部が、7月22日から東京都内で開かれる「第52回NHK杯全国高等学校放送コンテスト」の朗読部門に、府代表として出場することが決まった。3年生部員の丹羽梢さん(17)=矢之助町=が府コンテストの同部門で1位、同部員の東野公美さん(同)=宮津市由良=が3位で、全国大会への切符を手にした。同高放送部がNHK杯全国大会に出場するのは初めてとなる。  府コンテストは6月11、12日に宇治市の文教大学で開かれ、朗読部門には132人が出場、その中から21人が決勝に進んだ。同部門は5つの課題の中から1作品を選んで読み、発音やマイクコントロールなどが審査される。丹羽さんは幻想的なSF小説で知られるレイ・ブラッドベリの短編集『2人がここにいる不思議』の中の「ゆるしの夜」、東野さんも同短編集の「最後のサーカス」を選んだ。決勝では、芥川龍之介の「トロッコ」の朗読も課された。  朝と昼にお祈りの言葉を読むことを普段の活動とする同高放送部が、NHK杯に参加を始めたのは2年前から。部員が増えたのをきっかけに、力を試そうと挑戦することにした。昨年の府コンテストで予選落ちした際、「もっと大きな声で」とアドバイスを受け、大会に向けて近くの文化公園体育館の坂を走って登り、丘の上で情景を思い浮かべながら、課題原稿を大きな声で読む練習を繰り返した。2人ともブラッドベリの文章の美しさを気に入り、選んだ。  部長を務める丹羽さんは「予選突破だけを考えていたので、1位の結果は信じられなかった。全国大会では自分の力を出し切りたい」、東野さんは「予想外のことで実感がないけれどうれしい。次は当たって砕けろの気持ちでのぞみたい」と話していた。  また、放送部は部員5人だが3年生部員が抜けると1年生1人となるので、部員の確保が目下の課題という。丹羽さんは「これを機会に部をアピールして部員を増やしたい」としている。

写真=表彰状などを手にする丹羽さん(左)と東野さん
海水浴シーズン控え水難救助訓練
舞鶴署が初めて府警本部機動隊と合同で
 海水浴シーズンを控え、舞鶴署は6月23日、三浜の三浜海岸で、初めて府警察本部機動隊と合同の水難救助訓練を実施した。  訓練には、舞鶴署員8人と機動隊隊員22人の計30人が参加。海に転落して溺れている人を想定して、機動隊員が船外機付きのゴムボートを使っての救助やアクアラングを装備して水中の捜索訓練を行った。また、救助した人の心肺蘇生法の訓練にも取り組んだ。  舞鶴署員は、沖合で溺れている人に浮輪を飛ばすレスキューロケットの発射訓練など人命救助セットの使用要領を確認したほか、救命救急員の資格を持つ機動隊員から人工呼吸や心臓マッサージの指導を受けた。この後、署員もゴムボートでの救助訓練に取り組んだ。

写真=ゴムボートを使っての救助訓練(三浜海岸)
2005年6月21日
















赤煉瓦サマー・ジャズin舞鶴2005
8月6・7日、赤煉瓦倉庫群野外特設会場で
 赤煉瓦サマー・ジャズin舞鶴2005(舞鶴赤煉瓦ジャズ祭実行委員会主催)が、8月6、7日、北吸の赤煉瓦倉庫群野外特設会場で開催される。今回はフィリピン出身の女性シンガー、チャリートさんのスペシャルグループ、18歳のアルトサックス奏者の矢野沙織さんのカルテットが出演する。一般公募では地元のビッグバンド、ニュー・サウンズ・オーケストラが選ばれた。ポスターデザインの優秀賞も発表された。  赤煉瓦の町・舞鶴でジャズの競演を繰り広げようと、NPO法人・赤煉瓦倶楽部舞鶴の事業として、今年で15回目の取り組み。プロの演奏家だけでなく、アマチュアにも門戸を広げるため、一般公募で出演者を募るなどしている。  6日は第1部に舞鶴市民らでつくるニュー・サウンズ・オーケストラ、第2部はチャリート・スペシャルグループが出演する。チャリートさんはモントリオール・ジャズ祭などにも出演、日本とフィリピンの障害を持つ子供たちを支援するボランティア団体を立ち上げ、チャリティー活動もする。2004年度ジャズ・ディスク大賞ボーカル賞(国内部門)を受けた。  7日の第1部は京都市の京都工芸繊維大学職員の女性ユニットのソファ、第2部は矢野沙織カルテットが出演する。矢野さんんは小学4年生でアルトサックスを始め、アルバムの発表のほか、ニューヨークでのジャムセッションで絶賛される。テレビ朝日の「報道ステーション」のテーマ曲を演奏する。  また、ジャズ際をPRするポスターのデザインの一般公募では、全国から97人126点の応募があった。その中から優秀賞に静岡県三島市の会社員、高柳順子さんの作品が選ばれ、ポスターに採用されている。  両日とも午後7時から開演。前売りは1日券3500円、2日通し券6500円、当日は各500円増し。チケットはJEUGIA東西店などで扱っている。
【問い合わせ】電話63・7710、事務局。

写真=左から6日に出演するチャリートさん、7日に出演する矢野沙織さん、ポスターデザインの一般公募で優秀賞に選ばれた三島市・高柳さんの作品を採用したポスター
丹後とり貝、これまでになく大きく育つ
昨年の台風の影響で出荷個数は半減
 舞鶴とり貝組合(川崎芳彦代表、11人)は、舞鶴湾で養殖する丹後とり貝の出荷準備を進めている。昨年に府北部を襲った台風の影響で、貝を収めるコンテナから砂が流出し多くの稚貝が死に、出荷個数は前年の約半分の3万5000個を見込んでいる。一個一個はこれまでにない大きな貝に育ち、甘味も期待できる。6月23日から出荷が始まる。  丹後とり貝の養殖は2000年からスタート。府立海洋センターで生産した稚貝を購入し、戸島沖などで筏から水深5メートルの位置に吊るした砂入りのコンテナの中で育てる。1台の筏に120個のコンテナを吊るす。コンテナについたフジツボなどを取り除く手入れをし、1年後には出荷できる。養殖技術が確立されているのは京都府だけ。  舞鶴湾はエサとなるプランクトンが豊富で育成には適しており、これまでのとり貝に比べて大きく、五倍の重さがある。大きくなればなるほど甘味があり、高級品として定着している。昨年は過去最高の6万3000個を出荷、生産額は約3000万円だった。11人の漁業者が30台の筏で養殖している。  昨年夏から秋にかけてのいつくかの台風で、波でコンテナが揺れ砂が流出し稚貝が死んだり、筏の足場の板が飛ぶ被害があった。出荷に向けて5月から組合員たちがサイズの選別作業をし、大きなものは10センチを超えるものもある。今年は丹後とり貝を品種改良した「京とり貝」も出荷する。府魚連舞鶴市場を通して、東京や京阪神などに出荷される。  川崎会長(51)は「台風の被害で出荷数は少ないが、生き残った貝はこれまでになく大きいものができ味もいい」と話していた。同組合は20万個、生産額1億円を目標とし、府でも新規の漁業者に技術支援などに務める。

写真=一個一個は大きく育った丹後とり貝(戸島沖)
2005年6月17日

戦後60年迎え浮島丸事件から60年
8月に東アジア国際平和シンポ、支援呼びかけ
 戦後60年を迎える8月に、浮島丸殉難者を追悼する会(野田幹夫会長)は、東アジア国際平和シンポジムを開催する。多数の朝鮮人労働者が犠牲となった浮島丸事件から60年、この事件を題材とした映画製作から10年を経て、上映に関わる韓国と中国の学者を招き、追悼を続ける舞鶴市民らと話し合い、東アジアの平和に向け国際交流する。資金不足が課題となっており、同会は支援を呼びかけている。  浮島丸事件は、終戦直後の1945年8月24日、青森県下北半島で建設労働に従事させられていた朝鮮人とその家族を乗せた船「浮島丸」が、朝鮮の釜山に向かう途中に寄港した舞鶴湾の佐波賀沖で謎の爆沈をし、乗組員も含めて549人が亡くなった事件。戦後の海難史上、洞爺丸の事故に続いて2番目の惨事となった。  市民らが追悼の碑を建て、事件を伝えようと8月24日に追悼集会を続ける。95年には事件を題材とした映画「エイジアン・ブルー 浮島丸サコン」(堀川弘通監督)が、舞鶴市民もロケ参加し完成、各地で上映運動が始まった。  この映画の製作者の伊藤正昭さんが、韓国で上映を実現させたのをきっかけに、追悼する会が韓国に招かれたり、03年には韓国の芸能団が舞鶴で公演する交流が生まれた。この3月には初めての中国上映が北京大学であり、伊藤さんと同会の事務局長の須永安郎さんが講演した。  戦後60年の節目に、事件を通して市民交流の可能性を探ろうとシンポジウムを企画。パネラーに韓国から延世大学教授(宗教学)の趙載国(チョウ・ジャイコク)さん、中国からは北京大学副教授(哲学)の金勲(キン・クン)さんを招く。須永さんと伊藤さんも出席する。コーディネーターは元外務省職員で、広島市立大学広島平和研究所所長の浅井基文さんが務める。  8月24日の集会の後、午後2時から浜の市商工観光センターで開く。入場無料。夜は市民交流会(有料)を開催する。同会ではこの事業の経費に約300万円を見込んでいるが、資金が不足しており募金の協力を呼びかけている。
【問い合わせ】電話62・2374、事務局。募金の受け付けは郵便振替番号01030―7―59465 浮島丸殉難者を追悼する会。

写真=昨年の追悼集会の様子
7月3・13・27日に舞鶴青年会議所
赤煉瓦倉庫テーマに連続ワークショップ
 舞鶴青年会議所(芝原利明理事長)は、赤煉瓦倉庫をテーマにした連続ワークショップ「赤煉瓦わくわくプロデュース大作戦」を、7月3、13、27日に開催する。赤煉瓦倉庫の歴史を学びながら、今後の具体的な活用案を提案していく。参加者を募っている。  地域の文化や自然を活かしながら夢のある政策を打ち出そうと、まちの資源の1つである赤煉瓦に着目した。旧海軍時代に築かれた北吸周辺の赤煉瓦倉庫は、赤れんが博物館や市政記念館に転活用されたり、舞鶴倉庫から1棟が市へ譲渡されるなど、市民と企業、行政による協働のまちづくりのテーマになっている。  ワークショップの1回目は各グループに分かれ、現在各地で活用されている赤煉瓦建造物の事例を学び、倉庫を見学したりする。2回目は活用の具体案の短期、中期、長期ビジョンを作成、最後に活用案をまとめる。会場と日時は1回目の3日は午後1時〜同4時半、浜の東コミュニティセンター(総合文化会館内)。13日と27日は午後7時から北吸の市政記念館。  参加対象は市内在住・在勤の男女30人(先着順)。全3回出席できる人。参加は無料。締め切りは6月28日。申し込みは同会議所事務局(〒624―0854円満寺158―1 西市民プラザ別棟、電話77・1006、FAX77・1330)。電話での受け付けは月〜金曜の午前11時〜午後3時半。Eメールはinfo@maizurujc.org

写真=まちづくりの資源として注目される北吸の赤煉瓦倉庫
2005年6月14日

7月10日まで、舞鶴自然文化園「アジサイ展」
色とりどりの花を咲かせて魅了
 多祢寺の舞鶴自然文化園でアジサイ展が始まった。今年の5月は雨が少なかった影響で、屋外のアジサイは例年に比べ花の開花は遅れている。一方、展示会場では改良種などの鉢植えのアジサイが、様々な色彩と造形の花を咲かせ、見る人を楽しませている。初日の6月11日から多くの観光客が訪れ、鑑賞して回った。同25日にはアジサイの新種を開発、事業化に成功した府立桂高校の教諭らが講演する。  同園のアジサイ園には、ヤマアジサイやエゾアジサイなど50品種5万本を見ることができる。今年は5月の雨が例年になく少なかったことから、開花が1週間から10日遅れており、いま三分咲きという。6月20日過ぎには見ごろを迎える。  展示会場内には日本種や外国種、改良種の約160品種のアジサイの鉢植えが並ぶ。元々アジサイは日本原産で、中国や東南アジアにもある。最近では日本からヨーロッパに輸出されて改良され、その後に日本に逆輸入されるものも増えてきた。会場内には大きな花で淡いピンク色のジューンブライド、白色のホワイトワン、小さな花のレディーユミなどが目を引いていた。また、桂高校の草花クラブが開発した「桂のロクメイカン」なども展示された。  入園無料。7月10日まで。時間は午前9時〜午後4時半。
【問い合わせ】電話68・1187、市花と緑の公社。  アジサイ展と関連して、市と京都精華大学環境ソリューション研究機構が、25日午後2時〜同4時半、浜の市商工観光センターで、地域連携事業先進事例紹介をする。桂高校草花クラブはアジサイの新品種を開発し、障害者施設と共同販売のほか、大手種苗メーカーに苗の供給もする。同クラブ顧問の片山一平教諭、同大学環境建築研究所の堤幸一副所長が話す。講演の申し込みは市企画調整課(電話66・1042)へ。

写真=様々な色彩と造形のアジサイ
障害者問題や将来の夢、音楽のすばらしさ
少年の主張大会で中学生8人が発表
 第23回「少年の主張」大会(舞鶴子ども育成支援協会主催)が6月11日、余部下の中総合会館であった。8人の中学生たちが障害者の問題や将来の夢、音楽のすばらしさなどを語った。  市内8校の中学校から代表者1人が発表。若浦中3年の澤田眸さんは「考えの違いと他人の気持ち」と題し、障害を持つ姉がいることから、障害者への心ない言葉に傷つきながらも、そうした人を注意できない自分に腹が立った体験を振り返り、これからは自分の思いを伝えたいと語った。  「精いっぱい」の題で発表した和田中3年の小宮山梨湖さんは、病気療養中の母と、母に代わって家事をする父を手伝いながらもクラブ活動のソフトテニスもばんがり、大会まで残り少ないクラブの時間を大切にし、父と母にいい報告ができるようにしたいと述べた。また、白糸中3年の岩崎あかねさんは「将来の夢」と題し、声優になりたいという夢を話し、「私の声で子供や大人たちに夢を与えられるようになりたい」と結んだ。
 審査の結果は次の通り。  舞鶴市教育委員会教育長賞=新田あい希(城北)▽舞鶴子ども育成支援協会会長賞=岩崎あかね(白糸)▽舞鶴市立中学校長会会長賞=山本紗奈江(城南)▽舞鶴市社会福祉協議会会長賞=藤澤裕希(岡田)▽舞鶴市民生児童委員連盟会長賞=宮嶋彩花(由良川)▽舞鶴保護司会会長賞=澤田眸(若浦)▽舞鶴市PTA連絡協議会会長賞=高橋紀衣(青葉)▽国際ソロプチミスト舞鶴会長賞=小宮山梨湖(和田)

写真=意見を発表する中学生
2005年6月10日
















【舞鶴市展】森下さん(洋画)ら5人に市展賞
6月15日〜19日、計304点展示
 第37回舞鶴市展(舞鶴市、同市教委主催)の入賞作が決まり、最優秀の市展賞には、洋画の部で中学校教諭、森下よし子さん(47)=大川=の「暦日」など5点が選ばれた。このほかの入賞、入選作品と招待作家の作品など計304点は、6月15日〜19日の午前10時〜午後6時(最終日は午後5時)、浜の総合文化会館で展示される。入場無料。  市展には、市内外から洋画60点、日本画28点、書73点、写真92点、工芸美術28点の計281点の応募があった。各部門別に審査が行われ、市展賞には、森下さんの作品のほか、日本画の部で調理師、辻丸三代さん(57)=余部上=の「秋の香り」、書の部で利根川久枝さん(71)=西吉原=の「白馬」、写真の部で出口琢三さん(74)=福知山市=の「池畔一景」、工芸美術の部で長谷川紀子さん(65)=倉梯町=の「蒼茫への夢」が選ばれた。  市展賞の森下さんは、風雪に耐え、年月を経て風化していく壁を描いた。辻丸さんは、自宅の裏庭に咲く白色の秋明菊を描いた。このほか、利根川さんは、途中で墨が途切れないように注意して書き上げ、長谷川さんは、ブルーが大好きで、山や海の広々とした青さを夢に見てつくったという。  市展賞以外の入賞者は次の皆さん。
 【特選】洋画=河田晋(大江町)高宮武久(吉野)▽日本画=西野広子(栃尾)▽書=村尾彌生(公文名)秋山由美(岡山県津山市)延札順子(同)▽写真=牧野英喜(宮津市)和田国広(福知山市)▽工芸美術=平野貴子(倉谷)  【奨励賞】洋画=三国滋子(魚屋)倉垣寛子(高野由里)北原江利子(愛宕上町)▽日本画=西野恵美(喜多)今中満智子(浜)▽書=杉本龍心(高浜町)藪本美恵子(八反田南町)新宮文子(万願寺)川崎知余子(岡山県美作市)常定真理子(岡山市)箕岡千代子(岡山県津山市)白髭典子(岡山市)真壁節子(岡山県津山市)内田久江(同)▽写真=嵯峨根徹(清美が丘)光野一徳(溝尻)谷口政彦(宮津市)水口勇登(大阪府交野市)西野茂久(森)梅原隆(綾部市)▽工芸美術=高井孝子(成生)木谷弘子(余部上) 【委嘱作家賞】洋画=岩村道代(愛宕浜町)▽書=嶋田寛子(森)▽写真=渡辺智洋(公文名)

写真=左から【市展賞・洋画】森下さんの「暦日」、【市展賞・日本画】辻丸さんの「秋の香り」、【市展賞・書】利根川さんの「白馬」、【市展賞・工芸美術】長谷川さんの「蒼茫への夢」
まいづる福祉会がグループホーム建設中
府下で初、知的・精神障害者対象の合築施設
 社会福祉法人・まいづる福祉会(黒田隆男理事長)は、障害者たちが地域の中で共同生活をするグループホームを、行永東町に建設している。知的障害者と精神障害者を対象とした合築の施設で、府下では初めてのケースとなる。父母の高齢化や亡くなった後に一人暮らしに不安のある人たちが、食事の提供など必要な支援を受けながら生活を送っていく。7月中旬に完成、8月に開所の予定。  障害者を持つ父母たちは高齢化に伴って、自分たちの亡き後に子供たちの生活の場の確保を心配したり、長期の入院生活をする人は退院後に住む家がなかなか見つからないなど、住宅問題が切実な課題となっている。授産施設「まいづる作業所」やワークショップ「ほのぼの屋」を運営する同福祉会は、障害者が地域の中で普通に暮らしていくことを支援するため、共同生活の住居の建設を計画した。  同福祉会は1996年に、既存の民家を改装し、1カ所目のグループホームを引土に開設。今回は木造2階建ての新築で、敷地面積約376平方メートル、建物の延べ床面積は338平方メートル。入居定員は10人。1月ごろに住民説明会を開き、阪急製作所跡地に3月着工した。総事業費は約6500万円。この内、まいづる共同作業所・まいづる作業所友の会(蒲田忠夫会長)が1900万円を支援、市から1427万円、日本財団から3120万円の補助を受けた。  重度障害の人も暮らしやすいようにと、介護浴槽や身障者用トイレを設置し、バリアフリーとした。部屋はプライバシーを守るため全て個室。1階に食堂、各階に談話室などがある。世話人の職員3人が食事づくりや生活相談などの支援をし、食事や入浴に介助が必要な人はヘルパー派遣も利用できる。障害者地域生活支援センター「ほのぼの屋」がバックアップ施設として、入居者のケアプランを立てるなど調整に務める。  支援センター施設長の石束陽子さんは「障害を持つ人が地域で当たり前に暮らしていく場として、また生活を選択できる場としてグループホームは今後も必要になってくる」と話していた。

写真=建設が進む木造2階建てのグループホーム
2005年6月7日

荒田さん、定点採集の成果が目録に
自宅庭で12年間、甲虫類960種で日本一
 「丹後・若狭虫の会」会員の荒田弥五郎さん(71)=高野台=が、1993年から12年間にわたって、自宅庭でカミキリなどの甲虫類960種を定点採集し、その成果の目録を日本甲虫学会から発行した。脊椎カリエスで歩くことが難しい荒田さんは、庭に捕虫具を仕掛けて集め、その中の70種は府下で初めて確認された。同学会は「1人が12年間も民家の庭で定点採集した記録は過去に例がない。種の数も日本一だろう」、虫の会は「自然環境の変化を虫の側から見る重要な資料」としている。  中学時代から蝶の採集をしていたが、カリエスが悪化し高校卒業後に歩行が難しくなり、採集を断念した。その後、入会した虫の会が府北部の甲虫調査に取り組みを開始し、調査の依頼を受け39年ぶりに採集を再開した。  自宅は千石岳などに近い住宅地の一角で、見晴らしのいい高台にある。ベッドで過ごすことが多い荒田さんの部屋から、田畑を見渡すことができ、近くには高野川も流れる。縁側にブラックライトを夜間点灯し、下に置いた水盤に落ちた虫を集めるナイターと呼ばれる方法を主とし、プロ野球のテレビ中継を見ながら採集した。  「8月には一晩で100〜200匹の甲虫が集まり、その中からこれまで採集していないものを選び出す作業に苦労した」という。二年前からは昼間に飛来する虫を布で採集する仕掛けも設置。3年前から付近の街灯が、蛍光灯から赤色灯に変わって虫が少なくなり、南方に生息する甲虫が定住化している変化に気づく。  目録の「地域甲虫自然史 第1号」(B5判、93ページ)には、93年7月〜04年11月に採集した86科960種を掲載。共同筆者でもある同学会運営委員の水野弘造さん(67)=宇治市=が名前を確認・分類し、和名や採集日のデータを記入した。北米からの外来種で東北などで見つかっていたコルリアトキリゴミムシなどが、今回初めて府下で確認された。  1カ所での甲虫の定点採集では、専門家グループが96年から99年まで、皇居で調査・記録した73科738種を超えている。水野さんは「荒田さんの調査ではいろんな種がくまなく集まっており、まだ周辺に自然林が残っていることが考えられる」と指摘した。虫の会事務局長の安川謙二さんは「定点採集は続けるのがとても難しく、荒田さんの調査に甲虫学会も驚いていた。多くの研究者への励みにもなる」と讃えた。  荒田さんは将来環境が変わっても、豊かな自然があったことを目録で知ることができるとする。「こんな数になったのは地の利があったのでしょう。社会に関わることに縁が薄かった私が、晩年にこうした形で社会に参加でき、ささやかな生きた証を遺せたことはとても幸せ。水野さんや関係者のおかげです」と感謝していた。今後も調査を続けたいという。  目録は500部作成し、450部は関係者に配布した。問い合わせは安川さん(電話63・3819)へ。

写真=発行された目録を手にする荒田さん。後ろは庭に面した縁側に設けた採集用のブラックライトと水盤
舞鶴東スポ少が府北部予選会で優勝
全国スポ少軟式野球交流大会府予選へ
 舞鶴東スポーツ少年団(山崎憲夫本部長)の野球部が、このほど福知山球場で行われた第27回全国スポーツ少年団軟式野球交流大会京都府予選北部ブロック予選会で優勝した。全国大会につながる近畿大会の出場をめざして、6月18日、京都宝ケ池スポーツ広場で開催される京都府予選に、府北部代表として出場する。  舞鶴東スポ少野球部は、新舞鶴小の児童が入部しており、3年前から田中富美夫監督(45)が指導している。予選会には5、6年生18人のチームで臨み、舞鶴、宮津、京丹後のチームで争う予選を勝ち抜き、舞鶴ブロック代表として、5月28、29日に行われた北部ブロック予選会に出場した。  1回戦では、口丹波代表の明俊ファイターズを10―0の大差で破り、準決勝では、綾部代表の銀河スターズに5―4でサヨナラ勝ちした。決勝は綾部代表の綾部ファイターズと対戦。3点のリードを許した最終回の7回、矢野智基選手(5年)の2塁打で逆転、その後も得点を重ね一挙7点を奪って試合を決めた。  左腕の尾崎光城投手(6年)、右腕の隅垣勝成投手(6年)の両エースと、高田京捕手(6年)や三原輝也一塁手(6年)らの主軸打者の活躍で見事に優勝を果たした。田中監督は「いつも大きな声を出す元気のあるチーム。決勝でも最後まで元気をなくさなかったのが大逆転につながった。この元気で京都府予選も戦いたい」と話している。

写真=予選会で優勝した舞鶴東スポ少チーム
2005年6月3日

英会話教室主宰の鷲田さん
カード教材のブック版を出版
 英会話教室を主宰する丸山西町の鷲田マリさん(53)が、英会話の学習ブック『パンダのどこでもイングリッシュ』をマガジンハウスから出版した。これまでに開発したカードの英会話教材を本にしたもので、繰り返し学べるシンプルなアイデアが大手出版社の目にとまった。ニューヨークで個展を開いた高校生のアーティスト、JUNICHIさん(15)がパンダのイラストを担当した。今週から全国の書店で発売中。  子供から大人まで教える鷲田さんは、独学でも学べるような教え方を長年研究してきた。日本人がつまずきやすい点は何かと考え、日本語と英語の語順が違うことに注目。会話の構造を分解し、日本語とは逆の英語の語順を2枚のカードでパターン化し、その思考方法をトレーニングする教材を開発した。  動詞と語尾の2枚を組み合わせて学ぶカード教材「パンダカード 一般動詞編」を昨年4月に、続いてbe動詞編を作成し販売した。これを使って昨年から倉梯第二小学校や南公民館で英会話を指導し、シンプルさとカード感覚が子供たちにも人気となっている。  来鶴した同社の編集者がたまたまカードを手にし、その面白さに本にしたいと昨年12月に鷲田さんに依頼。編集者と協力して装丁やタイトルに智恵を絞り、本作りに取り組んだ。イラストには同社から作品集を出しているJUNICHIさんを起用。電車の中でも学べるようにと、完成した本は新書判で126ページ。定価900円。  見開きの左ページに日本語の動詞「食べる」などの3語、右ページに語尾の「しましょう」など3語、次の見開きには語順を逆にして左ページに「Let’s〜」、右ページに「eat」と記した。英語に馴染みのない人が発音しやすいようにと、英文の発音はカタカナ表記とする工夫が凝らされ、アクセントの部分は太字にした。基本表現から丁寧な表現までのA〜Gの7レベルに分けた。おまけの切り取りできる動詞カードを含めると、6615パターンの英文が学べる。  鷲田さんは「本作りのプロのアドバイスで新しい工夫も加わり、素敵な本ができ感謝しています。外国へ行っていまから日常会話を勉強する人に、特にお勧めしたい」と話していた。市内の書店でも販売している。

 舞鶴市民新聞社では鷲田さんから提供を受け、この本を5人にプレゼントする。希望者は住所、氏名、電話番号、「パンダの本」係と明記し、はがき(あて先〒624\0905福来912―1)、FAX(77・1750)、Eメール(maipress@topaz.ocn.ne.jp)、本社ホームページの「プレゼント情報」コーナーで受け付けている。応募締切りは6月18日。応募者多数の場合は抽選。当選者の発表は同21日付紙面で。

写真=完成した本を手にする著者の鷲田さん
「まい花火募金」受け付け開始
ちゃったまつり「みんなの花火」
 みなと舞鶴ちゃったまつり実行委員会(安達清司実行委員長)は、祭りのフィナーレを飾る花火大会で、今年も「みんなの花火」を打ち上げるため、「まい花火募金」の受け付けを開始した。市民に1口1000円の募金の協力を呼びかけている。  今年で30回目を迎えるちゃったまつりは、7月30日の西地区商店街で前夜祭、同31日に東地区海岸で多彩なイベントに続いて、花火大会が催される。花火は企業や団体がスポンサーとなって打ち上げられ、三年前からは、さらに盛り上げるために市民の募金で打ち上げる「みんなの花火」が加わった。  募金は、舞鶴市役所と西支所、舞鶴商工会議所で受け付けるほか、京都北都信用金庫本支店、市内各郵便局に備付けの専用用紙で振り込める。締め切りは7月31日で、募金した方の氏名を舞鶴市民新聞の紙面で掲載する。  同実行委員会では、ちゃったまつりに華を添える「クイーンまいづる」を募集している。市内在住、または出身の女性で、年齢は満18歳以上(ただし、高校生は除く)。  応募は最近撮影の写真1枚(正面向き、手札型)と履歴書を提出する。締め切りは6月10日。第1次、2次選考を経て、クイーンまいづる3人を決定する。
【問い合わせ】電話62・4600、舞鶴商工会議所内、ちゃったまつり実行委事務局。

写真=夜空を焦がす大輪の花火(昨年)
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