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2006年7月28日

失われゆく城下町の風情 画集に
池田さん(引土)が自費出版、61点収録
 失われゆく西地区の城下町の風情を絵に留めている引土の池田賢二さん(73)が、画集『水彩で描く 西舞鶴の街角と港の風景』(A4判変形、84ページ)を自費出版した。今春開いた作品展で寄せられた反響に励まされ、思いもかけなかった画集が実現した。すでに取り壊された建物はじめ、見慣れた町並みや港の61点を収録、鉛筆と水彩で描いた温かく淡いタッチの作品が郷愁を誘っている。池田さんは「大切にしなければならない地域のよさを考える手掛かりになれば」とする。  子供のころから絵を描くのが好きで高校時代は美術部に入り、中学校教師となって一時期美術も指導した。教員時代はあまり描けず、中丹養護学校校長を退職後に思うように描けるようになった。中筋文化協会会長を務めた2000年、中筋地区の郷土史作りで挿絵を担当したのを機に、失われつつある城下町の町並みを書き残そうと、独学で学んだ技術でスケッチを本格的に始めた。  自宅から画材を持って徒歩や自転車で風景を探し、町の雰囲気までも表現しようと、スケッチから彩色までその場に留まり、約1〜3時間かけて完成させる。八幡橋から見た桂林寺前の道、平野屋の銭湯、下安久の油槽タンクが並ぶ漁港、荷揚げ作業をする埠頭など身近な風景を切り取り、柔らかい鉛筆の線を残して水彩で仕上げたタッチが懐かしさを感じさせている。  1999年から2002年までに描いた40点を今年3、4月、マナイ商店街のメガネの和諧堂で展示した。作品展は初めてだったが、来場者から「絵の中の路地を自分が歩いているような気がした」「丸太の匂いまでが伝わる」などの感想とともに、画集にとの声を多く受け、展示できなかった作品と教員時代の絵も含め1冊にまとめた。京口のたばこ屋や高野川倉庫群など、すでに消えた風景も収めた。モトキ印刷に製作を依頼し7月24日に完成した。  池田さんは「観る人はかつての自分の暮らしと重ねて、懐かしさを感じられたのでしょう。絵を通して自分の町を振り返り、失ってはいけないものを考える機会になれば」と話している。今後は吉原の路地や竹屋町なども描き、西舞鶴の100景を目指したいとする。  300部作成した。1冊3500円で販売している。販売先は池田さん(電話75・0608)、モトキ(電話75・2177)。

写真左=西地区の町並みを描いた画集を手にする池田さん
写真右=京口八幡通り角の藤田商店(同画集より)
「舞鶴・GREATS」の村上さんら5選手
第1回全日本ハイシニアソフトボール大会へ
 市内のソフトボールチーム「舞鶴・GREATS」の選手5人が、京都市内の選手らと合同チームを結成し、65歳以上による第1回全日本ハイシニアソフトボール大会京都府予選で優勝し、10月の全国大会への出場権を獲得した。5人は全国大会でも勝利をといまから張り切っている。  5人は外野手の村上徳治さん(70)=愛宕上町▽投手の鈴木次郎さん(67)=白浜台▽外野手の坂泰行さん(66)=余部下▽投手の橋本二千六さん(同)=北浜町▽外野手の前田俊治さん(65)=常新町。59歳からのシニアチーム「舞鶴・GREATS」メンバーで、これまで高齢者のねんりんピックにも出場している。  京都市内の「京都ビッグウエイ」のメンバーと合同チームを結成、「京都ビッグウエイ」のチーム名で7月23日に八幡市で開かれた府予選会に出場した。乙訓チームと対戦し、1回から3回までを橋本さん、続いて五回までを鈴木さん、最後6、7回をビッグウエイの選手が投げて、4―2で勝った。  第1回のハイシニア全国大会は10月13日〜15日、鳴門市で開かれ、各都道府県の代表チームが集まる。橋本さんは「府予選前には1度しか合同練習ができなかったので連携が難しかった。10月まで何度か集まって練習し、最低でも2、3勝はしたい」と話している。

写真=全国大会に出場する後列左から鈴木さん、前田さん、橋本さん、前列左から村上さん、坂さん
2006年7月25日

東高、オーストラリアと米国の女子留学生
2人が剣道で交流の輪、日本文化学ぶ
 泉源寺、東舞鶴高校(田口生夫校長)剣道部で、オーストラリアと米国の女子留学生2人が日本文化を体験しようと部活動を続け、部員とも交流の輪を広げている。米国からの留学生はこの夏に帰国するが、大学に進学して日本文化を学びたいとしている。9年連続で近畿大会女子団体の部に出場した部員たちも、2人の練習熱心な姿勢に刺激を受けている。  オーストラリア・タスマニアの高校2年生、ルーシー・ハニマンさん(16)、米国・カリフォルニアの高校3年生、キャサリン・ロッカリンさん(17)。日本と海外との留学を仲介する民間団体YFUの紹介で東高にやってきた。2人とも日本語を学ぼうと留学を志望、ルーシーさんは4月〜12月、キャサリンさんは6月〜7月末まで滞在する。生徒宅にホームステイしている。  東高2年の国際文化コースで学ぶルーシーさんは、豪州で見たこともなかった剣道に挑戦しようと通学後すぐに入部。先月から防具を付けはじめ、女子部員5人に混じって竹刀を打ち交わす。「少しは上達したと思うが剣道は全て難しい。でも友人ができてとても楽しいです」と話す。  1年に編入したキャサリンさんは米国でフェンシングの体験があることから、日本では剣道をしようと思っていた。竹刀の扱いは難しいが、部員と一緒の練習は楽しいという。「楽しい留学の体験でした。みんなには心からありがとうと伝えたい」という。7月24日には剣道部でお別れ会が開かれ、プレゼントを贈られた。  同部監督の奥野貴子教諭は「2人とも手に豆をつくるほどの練習熱心で上達も早い。部員も彼女たちに教えることで、いい刺激になりました」と話す。部員の長道久美子さん(2年)は「ほぼ毎日練習に出る2人の姿勢に感心しました。キャサリンがいなくなり寂しいですが、帰国しても剣道を続けてほしい」と名残を惜しんでいる。

写真=部員の長道さんと練習するルーシーさん(中央)とキャサリンさん(右)
農業公園「舞鶴ふるるファーム」オープン
瀬崎に市民が憩い農と食を楽しむ場
 市の農業公園「舞鶴ふるるファーム」の竣工式が7月22日、瀬崎の現地で開かれた。府、市、地元関係者ら約200人が出席し、完成を祝った。続いてオープンし、多くの来園者たちが開業前から行列を作って並び、農産品やケーキなどを買い求めたり、農村レストランで料理を味わった。  関西電力の火力発電所建設に伴う地元振興策として、農と食を楽しむ場をと平成16年から7億円をかけて建設した。地元農産物をメニューにしたビュッフェ形式の農村レストラン、農産品や加工品を販売するマーケット、イチゴ摘みができるハウス、滞在施設付き農園などを設けた。地元で出資した株式会社農業法人ふるるが指定管理者として運営する。  竣工式では江守光起市長が「市民の憩いの場として親しまれ、新しい農業の発信地になるよう願っています」とあいさつ。地元を代表して同法人ふるる代表の秋安俊豪さんが「すばらしい施設が完成し感謝の念にたえない。食と農を通して食の安全や農業の重要さを伝えていきたい」と述べた。続いて関係者によるテープカット、くす玉開き、大浦小学校児童らがマーチング演奏をした。  この日は約1万人が来園、野菜や加工品を手にいっぱい買い込んだり、お祝いの餅まきの前に集まり、餅をもらおうと手を差し出していた。8月末まで無休。
【問い合わせ】電話68・0233、ふるるファーム。

写真=農産物を買う来園者たち
2006年7月21日

米国女性が変則居合術初段試験に挑戦
ジョー・岡田さんから合格の認可受ける
 岡田流の変則居合術の初段試験に挑もうと、はるばる米国ニュージャージー州の女性が来鶴し、創設者のジョー・岡田さん(77)=余部下=のもと、7月16日、日本刀で青竹を切ったり空中リンゴ切りなどの腕を披露した。米国で空手の練習を積んでいる女性は、凛々しい袴姿に身を包んだ真剣な表情で課題に取り組み、ジョーさんから合格の認可を受けた。  キム・トルバートさん(28)。会計士の仕事をし、米国本社からの出張で日本に滞在、その休暇中に舞鶴に来た。6年前にジョーさんに弟子入りした米国フロリダ州の空手家、ブラッドリー・ナイトさんの師匠にあたるケネス・リーさんから空手と居合術を習っている。  通訳ガイドのジョーさんは変則居合道を修め、日本刀を使ったショーを世界各地で披露、マスコミからも取材を受ける。ナイトさんの発案で空中リンゴ切りがギネス競技として登録され、2004年から記録会が開かている。世界記録はナイトさんが昨年打ち立てた21個。  キャリア2年だが、昨年8月にもジョーさんから指導を受けトレーニングを積み、余部下の野外青空道場で初段試験に臨んだ。ジョーさんにとっては初めての女性の受験者となる。青竹を手で離して倒れるまでに切る竹切り、5センチ間隔に置かれた割り箸を切る技、空中リンゴ切りなどの課題に次々挑み、刀を操る正確さが審査された。  トルバートさんは「割り箸切りは難しい。今後も昇段試験とギネスに挑戦したい」と話している。ジョーさんは「1年前に比べて腕が上がった」と弟子をほめ讃えた。

写真=空中リンゴ切りに挑むトルバートさん(左)と審査するジョーさん
肉じゃがまつり実行委と競輪選手会京都支部
子ども療育センターに最新式の車いす寄贈
 まいづる肉じゃがまつり実行委員会と社団法人日本競輪選手会京都支部は7月18日、北吸の府立舞鶴子ども療育センターに、最新式の多機能の車いす1台(34万円相当)を寄贈した。  同実行委員会は、1昨年10月の台風23号災害の復興支援のため、同京都支部の協力を得て、昨年2月に向日町競輪場で、舞鶴物産展を開催した。この縁で、ことし2月11、12日にも、同競輪場で「舞鶴フェア」を開催。舞鶴名産のチクワやカマボコ、肉じゃが、海産物などを販売した収益金を、社会福祉に役立てるため、同センターに車いすを贈った。  贈呈式には、舞鶴肉じゃがまつり実行委の伊庭節子会長らが出席。入院児童35人や職員らを前に、児童代表の上山恭平君に目録を手渡して、車いすを披露した。上山君は「大切に使います」と感謝の言葉を述べた。  同センターでは、入院児童のほか、通所児童も多く、この車いすを子供たちのリハビリや療育に活用する。

写真=贈られた車いすを囲む児童や伊庭会長ら
2006年7月18日

本社など後援「全舞鶴少年野球」
組み合わせ抽選会、初戦の相手決まる
 市長旗をめざして小、中学生の球児たちが熱戦を繰り広げる第17回全舞鶴少年野球選手権大会(舞鶴野球連盟主催、舞鶴市民新聞社など後援)の組み合わせ抽選会が7月16日、余部下の中総合会館で行われた。学童上級、同下級、少年の部の各チームの主将らがくじを引き、1回戦の対戦相手から決勝までの組み合わせが決まり、球児たちは闘志を新たにしていた。大会は8月6日、行永の舞鶴球場で開幕する。  大会は青少年の健全育成と野球の振興、レベルアップを目的に、市内の小、中学校のクラブチームが参加して平成2年に始まった。優勝チームに授与される市長旗、舞鶴市民新聞社杯をめざして、今では小、中学生の球児たちの最高の大会として定着した。今回は学童上級14、同下級13、少年14チームが出場する。  組み合わせ抽選会には、各チームの代表者や監督、主将ら約60人が出席。舞鶴野球連盟少年部の担当者から抽選方法の説明があり、各チームの主将らが予備抽選でくじ順を決め、本抽選のくじを引いて対戦相手が決まった。また、開会式での選手宣誓は、学童上級の本抽選で2番くじを引いた志楽ドリームズの高橋賢主将に決まった。  大会は8月6日午前8時から舞鶴球場で開会式があり、全チームの選手たちが入場行進する。式典の後、少年の部の1回戦、舞鶴東スポ少B―中筋少年野球クの熱戦で幕を開ける。  日程は、少年と学童上級が、8月6日に1、2回戦、同13日に準決勝、決勝戦、学童下級は同19日に1、2回戦、同27日に準決勝、決勝戦を行う。  出場チームは次の通り。(組み合わせ抽選順)
 【少年の部】鶴友クA▽舞鶴東スポ少B▽中筋少年野球ク▽高野ドジャース▽池内少年野球ク▽与保呂スポ少B▽南舞鶴スポ少B▽志楽シャークス▽与保呂スポ少A▽鶴友クC▽南舞鶴スポ少A▽舞星野球ク▽舞鶴東スポ少A▽鶴友クB  【学童上級の部】中筋少年野球ク▽志楽ドリームズ▽舞鶴東スポ少▽高野少年野球ク▽三笠少年野球ク▽南舞鶴スポ少A▽与保呂スポ少▽福井少年野球ク▽余内少年野球ク▽南舞鶴スポ少B▽明倫ヘッピリーズ▽中舞鶴少年野球ク▽池内少年野球ク▽志楽少年野球ク  【学童下級の部】余内少年野球ク▽志楽少年野球ク▽中筋少年野球ク▽志楽ドリームズ▽与保呂スポ少▽中舞鶴少年野球ク▽舞鶴東スポ少▽三笠少年野球ク▽福井少年野球ク▽池内少年野球ク▽南舞鶴スポ少▽高野少年野球ク▽明倫ヘッピリーズ

写真=組み合わせ抽選のくじを引く主将ら
障害者自立支援法施行から3カ月
まいづる福祉会が総会で現状報告
 障害者自立支援法の施行から3カ月が経過した。障害者に原則一割の自己負担を強いる法律のもと、社会福祉法人まいづる福祉会がその現状について、まいづる共同作業所・まいづる作業所友の会(蒲田忠夫会長)の2006年度総会の中で報告した。作業所の利用料や給食費などを含むと、給料を上回る支払いを余儀なくされる障害者も出ている。賃金アップに向けた新規事業の検討とともに、友の会は支援の輪を広げたいとする。  障害者はこれまで所得に応じて自己負担してきたが、国が4月から施行した支援法では、サービス量に応じて原則一割負担となる。同福祉会では知的障害者授産施設の35人、グループホームなどの利用者が負担対象になっている。  障害程度やサービスによって利用料は異なるが、作業所を1日利用すると628円の自己負担が必要なケースも。京都府独自の減免制度を使っても、ほとんどの人が1カ月7500円、多い人では1万8600円の自己負担がかかる。給食費とバス代も含めると、作業所で働く賃金を上回る。  現在まで、利用料がかかるのを理由に、作業所に通うのを取り止めた人はいないが、給食費を節約しようと弁当持参の人も出ている。障害者の自立支援とは逆の現状が浮き彫りになっている。また、支援法は施設に支給される報酬額も大幅に減額される仕組みをとる。利用者と施設の両方を直撃する影響は、各地の施設でも同様に見られる。  総会では、ワークショップほのぼの屋施設長の西澤心さんが、106項目の調査で障害の重さを決める障害者程度区分でも、区分によって希望のサービスが利用できない課題も指摘。「利用すれば利用するほどお金がかかる。施設側は利用してもらえないと維持できない。一緒になって運動してきた施設側と利用者が、この法律によって分断されている」とジレンマを語る。  今後は、10月から新事業体系が始まるのに合わせ、1977年に開所した無認可のまいづる共同作業所の法人化や、障害者の賃金アップへ新規事業の検討、利用者負担の軽減を行政へ訴えるなど、できることから取り組みたいとする。  作業所などの運営を支援する市民団体の友の会でも、会員拡大やバザーの開催、募金箱の設置などを通して、障害者が置かれている現状と支援をこれまで以上に訴えることを、総会で話し合った。会費は1口1000円。郵便局からの振り込みは口座名義まいづる共同作業所・まいづる作業所友の会 01050―3―20707
【問い合わせ】電話68・0600、友の会事務局。

写真=自立支援法施行後の現状を話すワークショップほのぼの屋施設長の西澤さん
2006年7月14日

がんを克服した白川さんが念願の石猫展
7月31日〜8月19日、感謝の気持ちで
 石に愛猫の絵を描く創作活動をする北吸の主婦、白川一恵さん(49)が、念願の作品展を開くことになった。体調を崩して入院し一時は開催を断念したが、抗がん剤による治療中も病室のベッドで猫を描くことが支えとなった。猫への愛情が、愛くるしい目と毛並みでちょこんと座る石の作品に、いまにも動きだしそうな命を吹き込む。病気をきっかけに猫好きの友人の輪がさらに広がっている。7月31日〜8月19日、天台新町のカフェギャラリー「サルバドール・ダリ」で展示する。  5年前。玉砂利を見ていて手のひらサイズの石に猫を描けば、愛着のある置物になると思い、飼い猫のリンをモデルに描いてみた。高校のデザイン科を卒業後、グラフィックデザインの仕事をしていたことから、構図と絵はプロ並み。加えて大の猫好きで、その気持ちが作品に生命感を持たせる。  インテリアショップで市販される天然石の中から、猫の顔と全体の写真を見て、その猫の曲線に合った石を選び、目と尻尾の構図を石を眺めて決める。構図が決まれば下書きはせず、トールペイントのアクリル絵の具で一気に描き、最後にコーティングをして完成。こちらを見つめたり、眠っていたりと石の形にぴったりの表情と仕種が、猫好きの友人らに口コミで評判となり、次々と制作の依頼が舞い込みプレゼントしてきた。  石猫の作品展を考えていた2003年秋、体調を崩し病院で検査を受けると、血液のがんと言われる悪性のリンパ腫と診断され、「治療しなければ余命1年」と宣告された。すぐさま舞鶴共済病院に入院し11月に手術、翌月から抗がん剤の治療が始まった。  その間、病気のことを忘れようと、消灯後も一人明かりをつけ、夢中になってベッドで石猫を描き続けた。作品を窓辺に置いていると患者や看護師から可愛いと声を掛けられ、猫の写真をもって来てもらい描いて贈った。「ものすごく喜んでもらい、前向きな気持ちになりました」。  治療を始めたころ、夫の貴史さんが骨折して、同病院に約1カ半入院した。3階の一恵さんの病室から貴史さんの六階の部屋が見え、自分の病気よりも夫や留守宅のリンのことを気づかった。04年5月に治療を終え退院した。  その後少しずつ体力も回復し、半年に一回の検査と落ちついてきたのに伴って意欲も湧いてきた。夫と一緒に瀬崎で石を探し、大きな石に描くことにも挑戦。友人の計らいで猫好きの画家、渡辺淳さんの目に留まり、「目がリアル」と評価され、親交が始まり自信につながった。一時は作品展の予約を入れて断念したギャラリーに開催の問い合わせがあるなどし、支えてくれた多くの人に感謝の気持ちを伝えようと、開催にこぎつけた。  これまで描いた170点から180点を展示する。その内、約半数はプレゼントした友人らが作品を一時里帰りの協力をしてくれた。また、リンをモデルに描くキルト作品も同時に展示する。白川さんは「最初のモデルのリンは六回も手術をしています。その姿を通して生きることを教わった。石猫を描き、人に喜んでもらえることが私にとって何よりも一番の薬です」と笑顔で話す。  作品展は午前10時半〜午後6時、水曜は午後3時まで。入場無料。8月13〜16日は休み。
【問い合わせ】電話75・7173、ダリ。

写真=多くの人に励まされたと話す白川さんと石猫の作品
明倫っ子、読んだ本の感想など絵手紙に
7月15日まで西市民プラザで展示
 明倫小学校(水谷昭校長)の児童たちが、読書活動の一環として描いた絵手紙を展示した「明倫っ子 みんなで出そう絵手紙」が、7月13日から円満寺の西市民プラザで開かれている。「夜の市」の開かれる同15日午後9時まで展示される。  同校では、昨年度から読書推進活動に取り組み、児童たちが読んだ本の感想などを絵手紙に描いていた。今年度は、さらにPTAと連携して、全校児童で年間3万冊を読むことを目標にした「めざせ3万冊」「毎月10日は親子読書の日」などを設定して積極的に取り組んでいる。  この取り組みの一環として、6月に全校児童を対象に「本を紹介する絵手紙」作品を募集。図書室に絵手紙を投函するポストを設け、児童たちが読んだ本の1場面や主人公の絵とともに、「ここがおもしとかったよ」の一文を添えた絵手紙を制作して応募した。  応募のあった絵手紙は272点で、校内展示を経て、「町ぐるみで読書の輪を広げよう」と、西市民プラザに展示した。本を読んで感動した場面などを色鉛筆や水彩で描いた絵手紙が並んでいる。

写真=本の主人公や場面を描いた絵手紙作品
2006年7月11日

市PTA連絡協&舞鶴青年会議所
ちょっといい話をマンガに、エピソード募る
 舞鶴市PTA連絡協議会(原田成樹会長)と舞鶴青年会議所(土井博司理事長)は、毎年夏に開く市長旗チビッコソフトボール大会が、今年35回の記念大会を迎えることから、チビソフの選手や大人たちの体験したちょっといい話を題材に、マンガを発行することにした。地域のコミュニティーが希薄となる中、、子供たちに思いやりや友達の大切さをマンガで発信する。チビソフにまつわるエピソードを募集している。  両者がスポーツを通して子供たちの健全育成を目的に、共催で1972年に始めた。市内の小学4〜6年生(女子を含む)を対象に、各小学校区の町内ごとにチームを結成、7月の校区大会を勝ち抜いた代表チームによる舞鶴大会が8月に開かれる。  最盛期には2400人の小学生が参加したが、少子化で最近は2町内で合同チームを作る地区もある。優勝した小学生がいまチームの監督を務めたり、出場がきっかけで大学時代までソフトボール部で活躍した女子もいる。今年は校区大会に1100人72チームが出場し、32チームが8月20日、行永の東舞鶴公園陸上競技場に集う。  記念大会ではチビソフの原点に戻って、メッセージを明確化した。地域のコミュニティーが希薄化する中、学校や地域との結びつきを強めるのに役立ってきたチビソフの役割はいまも変わらないこと、子供たちに助け合いや夢などの大切さを伝えようと、だれもが親しみやすいマンガで伝える企画を立案した。  チビソフに関わった人から寄せられたいくつかのエピソードを盛り込んで、1つのマンガ作品にする。マンガ制作はマンガ学科を持つ京都精華大学が担当、作品はA5判サイズで120ページ、1000部発行の予定。市内の全小・中学校、各公民館などに配布する。11月下旬の完成を目指す。  土井理事長は「学校、家庭、地域が一緒になって子供たちを育てていく事業として、チビッコソフト大会の意義があると思います。こうした意義をマンガで伝えられれば」と話している。  募集する思い出は最大1000文字まで。氏名、年齢、性別、選手・保護者・監督など何年ごろに出場したかを明記し、8月20日までに郵送かFAX、Eメールで応募を。応募先は〒624―0854円満寺158―1 西市民プラザ別棟2階 社団法人舞鶴青年会議所「ちょっといい話」係。FAX77・1330、Eメールはinfo@maizurujc.org
【問い合わせ】電話77・1006、同会議所。

写真=昨年の34回舞鶴大会の様子(舞鶴青年会議所提供)
西高通信制の大江、加藤、今中選手
全国高校定通陸上・卓球大会に出場へ
 引土の西舞鶴高校通信制の生徒3人が、8月に東京都内で開催される全国高等学校定時制通信制の陸上と卓球競技の大会に出場する。陸上の男子砲丸投げに出場する大江佑樹選手(18)は、昨年の全国大会で優勝しており、2連覇の期待がかかっている。  大江選手のほか、全国大会に出場するのは、陸上の男子200メートル、400メートル障害、400メートルリレーの加藤大朗選手(19)と、卓球の女子シングルスの今中咲子選手(16)。  全国大会の出場をかけた陸上の府予選は、6月18日、太陽が丘陸上競技場で行われ、大江選手は砲丸投げ10メートル17で2位、走り幅跳び5メートル53で3位、加藤選手は200メートル26秒87で5位になった。上位4選手が全国大会に出場するが、加藤選手は上位選手の辞退で繰り上げ出場が決まった。  大江選手は、昨年の全国大会の砲丸投げで、13メートル03の記録で優勝した。今年は砲丸の規格(重量)が変更され、記録は下回り、府予選で2位となったが、全国大会での優勝をめざしている。加藤選手は、200メートルで25秒台の記録を目標に、全国大会で決勝進出を目標にしている。また、加藤選手は、400メートル障害と400メートルリレーにエントリーする。  卓球の府予選は、6月18日、西舞鶴高校体育館で行われ、今中選手は圧倒的な強さで優勝した。今中選手は、青葉中から鳥取敬愛高に進み、昨年は1年生ながら同校の先輩と組んだダブルスで、鳥取代表としてインターハイに出場した。今春、舞鶴に帰り西舞鶴高通信制に転校した。全国大会では、ベスト8以上を目標にしている。  陸上は8月11、12、13日、国立競技場、卓球は8月1、2、3日、駒沢オリンピック公園体育館で行われる。

写真左=大江選手
写真右=今中選手(左)と加藤選手
2006年7月7日

東高浮島分校の生徒6人が陸上・卓球
府選考会で優勝など、全国定通大会へ
 溝尻の夜間定時制高校の東舞鶴高校浮島分校の生徒6人が、8月に東京都内で開かれる全国高等学校定時制通信制の陸上と卓球競技大会に出場することが決まった。この内、陸上に出場する四人は全国大会への切符をかけた京都府選考会で、男子走り幅跳び、同400メートル、同三段跳び、女子800メートル、同円盤投げで優勝した。個人種目で6人の出場は同分校では近年になく最多となった。全国大会でも活躍しようと盛り上がりを見せている。  6月の府予選会陸上競技では井上拓磨君(4年)が男子走り幅跳び5メートル63で優勝、同100メートルは12秒53で3位。高橋了斗君(同)は同400メートル56秒79で優勝、同三段跳びは11メートル24で優勝した。井上君は3年連続、高橋君は2年連続で全国大会に出場する。2人は400メートルリレーの府代表チームにも選ばれた。蘆田名月さん(1年)は女子800メートル2分49秒63で優勝、野瀬光さん(同)は同円盤投げ26メートル87で優勝した。  府予選会卓球では女子シングルスで、田中麻貴さん(3年)が3位、新宮佑佳さん(1年)が5位。全国大会の出場権がある4位入賞者が辞退したため、新宮さんが繰り上げで出場する。同分校から全国大会の卓球に出るのは4年ぶり。  6人はともに中学時代に陸上部などに所属した。いまは昼間はスーパーや飲食店などで働き、夕方からの授業が終わる午後9時から自宅周辺や前島埠頭公園で練習している。卓球部員は田中さん1人だけだったが、今春から新宮さんが入部し、2人で練習して力をつけた。  井上君は「府予選の走り幅跳びは6メートルを狙ったが、体が動かずちょっと悔しい。全国では予選突破したい」、高橋君は「放課後に練習時間がなく、大工の仕事中、筋力トレーニングを意識して取り組んだ。リレーで入賞を目指したい」、蘆田さんは「自己ベストの記録で優勝できうれしい。次は予選突破を」、野瀬さんは全国でも上位の記録をマークし、「次は3位以内に入りたい」と話す。  田中さんは「新宮さんの入部で2人で練習できるようになった。全国大会はまず1回戦突破を」、新宮さんは「繰り上げでの出場なので悔しいけれど、行きたかった全国でその悔しさを晴らしたい」と意気込む。  卓球競技は8月1〜3日、陸上競技は8月11〜13日に開催される。

写真=全国大会に出場する蘆田、野瀬、井上、高橋、新宮、田中選手(左から)
クイーンまいづるに相瀬さんら3人
多くの行事で華を添える活動
 第31回みなと舞鶴ちゃったまつり実行委員会(安達清司実行委員長)は7月6日、第27代のクイーンまいづるの3人を発表した。3人は今月(7月)29、30日のちゃったまつりをはじめ、多くの行事で華を添える活動をする。  3人は尼崎市の会社員、相瀬ひとみさん(21)▽西宮市の武庫川女子大学3年生、池田由佳さん(20)▽京田の主婦、塩見加恵さん(26)。今年は7人の応募があった。主婦のクイーンは1昨年に次いで2人目。  相瀬さんは城北中卒業後に親元を離れて高校に進学。母親の勧めや人前で話せる自信を持とうと応募した。「舞鶴に戻ってくる機会ができうれしい。笑顔を絶やさず舞鶴をPRしたい」。東高を卒業した池田さんは「舞鶴の豊かな自然と赤煉瓦を紹介したい」とする。2児の母の塩見さんは主婦でも活動できるのを見せようと応募。「子供からお年寄りまでと会話ができるように努めたい」と話している。  7月17日の「海の記念日」式典で新旧のクイーンの引き継ぎが行われる。

写真=第27代クイーンまいづるを務める相瀬さん、池田さん、塩見さん(左から)
2006年7月4日

NHK杯全国高校放送コンテスト
西高放送部が16年連続で出場
 引土の西舞鶴高校(北野茂校長)放送部の3年生部員3人が、7月25日〜同27日、東京都内のNHKホールなどで開かれる第53回NHK杯全国高校放送コンテストのアナウンス部門に、京都府代表として出場する。中でも、石間昭裕君(18)=引土=が府コンテストで1位に輝いた。西高放送部の全国大会の出場でこれで16年連続になった。3人は互いに刺激を受けながら、最後の部活動の晴れ舞台に臨む。  府コンテストは品田裕美さん(17)=下福井=がアナウンス部門で2位、藤原玲奈さん(同)=寺内=が同部門で6位。昨年は石間君は同部門の4位で、全国大会に出た。品田さんは同部門7位だったが、他の部員らと製作した番組でラジオドキュメント部門3位で全国大会に出場。藤原さんは今回初めての入賞で全国の切符をつかんだ。  アナウンス部門では高校生活などに関係するテーマを取材し、600字程度の原稿にまとめて発表する。原稿の内容やマイクの使い方、アクセントなどが審査される。府コンテストには府内40校から67人が出場し、決勝には11人が残った。全国大会には各都道府県の予選を勝ち抜いた300人が顔を揃え、その中から60人が準決勝、さらに決勝には10人しか残れない。  石間君は学校の中での話題をテーマにしようと、将来高校の数学の教師を志望する同級生の男子生徒を取材した。その同級生が中学時代に確率の問題を女子生徒から質問され、教えることができなかったことをきっかけに数学に興味を持ちはじめたことや、手書きしたオリジナルのプリントを友人に配って教えている姿を伝えた。  「1位の結果を聞いたときはまさかと思い、泣いてしまいました。全国大会では、アナウンスの模様がCDに収録される準決勝の60人に残りたい」と話している。  品田さんは中心市街地の街づくりに取り組む舞鶴TMOを取材した。担当者からその趣旨や商店街の活性化に向けた取り組みなどを聞き、アナウンスの中でTMOのイベントへの参加を呼びかけた。「一生懸命に取り組んでおられる人に取材で出会え、自分の生き方にもプラスになりました。1位は逃しましたが、全国大会では石間君にリベンジしたい」と意気込む。  藤原さんは日常生活に活かせる内容を発表しようと、最近10代の若者の関心を呼んでいるクッキーダイエットを題材に選んだ。インターネットなどで調べて実際に作ってみた。牛乳の代わりに豆乳を使ったり、ミネラルや植物繊維を材料にした作り方をまとめた。「これまで予選通過をしたことがなかったので、入賞は信じられなかった。次もがんばりたい」と話してる。

写真=府コンテストで1位の石間君(中央)と同2位品田さん(右)、同6位藤原さん
本紙発刊20周年で記念祝賀会
各界からお祝いの言葉やエール
 舞鶴市民新聞の発刊20周年記念祝賀会が7月1日、円満寺の舞鶴グランドホテルで開かれた。舞鶴の各界各層を代表する人たち約150人が出席して、舞鶴市民新聞の今後より一層の隆盛を祈念するとともにお祝いの言葉を寄せた。  舞鶴市民新聞は、舞鶴のコミュニティーの振興を図り、併せて地域の文化、スポーツなどあらゆる分野の活性化をめざして、市内の経済界などの有志が設立した舞鶴市民新聞社が発行。昭和61年(1986)7月1日の創刊から、市民に愛され親しまれる紙面づくりをモットーに、毎週火、金曜日の夕刊発行を続け、紙齢は今年6月30日付で2028号を数えた。  祝賀会は、箏アンサンブル斗為巾の演奏で開幕。祝賀会発起人を代表して、舞鶴商工会議所の河田友宏会頭が「舞鶴市民新聞は、記事内容も充実、購読者も増えてきたが、まだ道半ばであり、もう一段の力を付けるため、皆さんのご支援をお願いしたい」とあいさつした。  府中丹広域振興局の加瀬康夫局長の祝辞、江守光起市長、市議会の桜井裕議長らの紹介があり、舞鶴市民新聞社の松本昭司社長が「これからも皆さんの力添えを賜り、ふるさと舞鶴の発展のため、紙面を通じて寄与したい」とあいさつ。海上自衛隊舞鶴地方総監部総監の泉徹海将の発声で乾杯した。  祝賀会の宴席では、プレ創刊号の紙面に登場し、この日、舞鶴市民病院の名誉病院長に就任した堀澤眞澄さんが祝辞を述べたほか、祝賀会の記念品の版画「スダジイ」を制作した版画家の田主誠さんが「成生岬の樹齢300年の日本最大のスダジイのように、舞鶴市民新聞も大きく成長してほしい」とエールを送った。和太鼓グループ「かわら屋」の力強い演奏のアトラクションもあり、盛大な祝賀会となった。

写真=泉海将(右端)の発声で乾杯する出席者たち
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