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2009年3月31日

休日・夜間の小児科救急診療の適正受診を呼びかけ
中丹東保健所が啓発パンフ「こども救急ガイド」
 中丹東保健所は、休日・夜間の小児科救急診療の適正受診を呼びかけるパンフレット「こども救急ガイド」(A4判)を作成した。4月から乳幼児健診会場で、市民ボラティアの子ども医療・健康サポーターが、パンフレットを配って、コンビニ受診をなくすための啓発活動を行う。  救急ガイドは、同保健所の取り組む「地域が学び育てる子ども医療・健康サポート事業」の一環として、3000部作成した。0歳から6歳児の子どもたちを対象に、救急診療に携わる医師らのアドバイスを受け、「発熱」「下痢」「嘔吐」の症状の対応について紹介している。  「発熱」では、38度以上であれば、3カ月未満の乳幼児はすぐに医師の診察を受けること、3カ月から6歳児は、症状によって、すぐに医師の診察を受けるか、様子を見て診察時間に受診するよう呼びかけている。「下痢」「嘔吐」についても、症状によって対応を説明している。  同保健所では、夜間に子どもが病気になった場合、小児救急電話相談(♯8000)の活用を呼びかけている。受付時間は午後7時〜同11時、小児科担当の看護師や医師が対応する。また、子ども医療・健康サポーターも募っている。
【問い合わせ】電話75・0805。同保健所企画調整室

写真=適正受診を呼びかけるパンフレット「こども救急ガイド」
舞鶴文化教育財団のチアリーディングチーム
「チェリーズA」が西日本大会で2度目の金賞
 舞鶴文化教育財団のチアリーディングチーム「チェリーズA」が、このほど開かれた第15回西日本チアリーディング選手権大会のジュニアスター部門で、最高の金賞を受賞した。難易度の高い大技を決め、チアが盛んな京阪神のクラブチームを抑えて、1昨年に続いて2度目の金賞に輝いた。  同財団では2002年にチームを立ち上げ、幼児から中学生までの女子が週1回の練習に取り組む。同財団職員の高橋てる恵さんと松尾ユリカさんがコーチを務める。京阪神の都市部では高校・大学にチアサークルがあり、小・中学生のクラブチームも活動が盛ん。そんな中、子供たちと保護者、コーチが協力して厳しい練習に励む。  西日本大会には2度目の出場。今回は小学1年から中学2年までの17人でチームを結成した。難しいバストスやエクステーションピラミッドなどの大技をしっかり決め、18チームの中から金賞に選ばれた。松尾さんは「子供たちは主体的に賞を取ろうとがんばってきました。成長を感じ、いいご褒美になりました」と話す。4月から新チームで活動する。

写真=金賞に輝いた「チェリーズA」のメンバー(舞鶴文化教育財団提供)
2009年3月27日

加佐地区の教育環境のあり方検討委
2小学・1中学に再編統合を、提言まとめる
 過疎化による児童・生徒数の減少で、小・中学校の小規模化が進む加佐地区の住民代表らでつくる「加佐地区の教育環境のあり方検討委員会」(亀井重義委員長)は3月24日、現在の小学校5校(うち1校は休校中)、中学校2校を2小学校・1中学校に再編統合することが望ましいとの提言をまとめ、市教委に提出した。  提言によると、学校の適正規模を確保し、充実した学校教育を展開していくためには、学校統廃合による学校再編は避けて通れないとして、2小学校・1中学校案を基本とした。また、学校の統廃合は、単なる数合わせでなく、新しく加佐の教育の創造と一体になって進められる学校再編でなければならないとしている。  亀井委員長から提言書を受け取った水谷昭教育長は「地域の皆さんの熱い思いを十分に受け止め、市教委として具体化に向け、できるだけ早期に方針を立て実行に移したい」と話した。  同検討委員会は、地元市議や公民館長、区長会長、老人クラブ連合会長、各学校PTA会長など23人で構成。昨年4月に発足し、これまで9回の会議を開き検討を重ねてきた。

写真=水谷教育長に提言書を手渡す亀井委員長
4月5日まで舞鶴自然文化園で「ツバキ展」
来園記念にツバキ油「まいづる椿」販売も
 舞鶴市花と緑の公社は、多祢寺の舞鶴自然文化園で開催中の「ツバキ展」に合わせ、同園のツバキの実から搾ったツバキ油を商品化して販売している。商品名「まいづる椿」(5cc) で、価格は500円。  同園では、1500種・3万本のツバキが栽培され、毎年開花に合わせて「ツバキ展」を開いている。来園者から記念になるものをとの声を受け、昨年秋に福祉施設「みずなぎ学園」にツバキの実の採取を委託、高浜町の業者が搾って作った。約10リットルの油が採れ、500本を製造した。  ツバキ展では、原種の「金花茶」「ホンコンツバキ」などの鉢植え、日本種の「鹿島白」「春の台」「くす玉」などの切り花のほか、洋種も展示され、来園者の目を楽しませている。また、ツバキの苗木を販売している。最終日の4月5日には、地元の物産品を販売する土産物テント市、茶道裏千家淡交会の呈茶のイベントがある。入場無料。  開園時間は午前9時〜午後4時半。
【問い合わせ】電話68・1187、同公社

写真左=切り花の各種ツバキを観賞する来園者
写真右=ツバキ油を商品化した「まいづる椿」
2009年3月24日

闘病の中で創作、舞鶴出身の福本さん(滋賀県高島市)
3月25〜30日に水彩画展、ふるさとと湖国の春を描く
 闘病の中で創作活動を続ける舞鶴出身の画家、福本我們(がもん)さん(68)=滋賀県高島市=の水彩画展が、浜のギャラリー・サンムーンで3月25日から始まる。京友禅のデザイナーとして活躍した画力で、ふるさと舞鶴と湖国の風景の中に春を感じさせる花を描いている。同30日まで。  白糸中学校を卒業した福本さんは、京都市でデザイナーとして独立。着物ショーがテレビで紹介されたり、画集として出版された。この画集の中の図案の1つが最近、ブライダルデザイナーの桂由美さんによってイブニングドレスとして採用され、話題にもなった。  活躍中の44歳で脳血栓に倒れ手足に麻痺が残った。鉛筆画を描くようになりその障害を克服したが、今度は脳梗塞となって廃業。現在は高島市で人工透析の治療を受けながら、風景画を描いて個展を開き、絵を指導している。  今回はペンを使わずに、柔らかいタッチの濡れ描きの技法で花や風景、人物画など新しい作品づくりに挑戦し、約40点を展示する。26、28、29日に画廊に滞在する。入場無料。
【問い合わせ】電話63・4858、サンムーン

写真=福本さんの水彩画「花のある風景」
「カワイ・ダンス・エージェンシー」
小学生チアダンス2チームが全国大会へ
 舞鶴などにあるチアダンス教室「カワイ・ダンス・エージェンシー」(川井千枝代表)に通う小学生の2チームが、3月27日に千葉・幕張メッセで開催される全国大会「USA ジュニア・スピリット・ナショナイルズ in JAPAN」に出場する。  出場するのは、同教室の小学3、4年生9人でつくる「リボンベリーズ」と、同1〜4年生11人でつくる「ストロベリーズ」。1月18日に守口市で開催された関西大会で、リボンベリーズは、ソングリーディング部門で優勝、ストロベリーズはスピリットリーディング部門で2位となり、全国大会の出場権を獲得した。  リボンベリーズ、ストロベリーズのメンバーは、舞鶴や綾部の小学生。昨年、同大会には、ソングリーディング部門でミニベリーズが出場しており、今回で2回目の出場となる。ストロベリーズの白土亜紀さん(9)=新舞鶴小4年=は「賞を取れるようニコニコして頑張りたい」と話している。  同教室は、滋賀大学非常勤講師でキッズチアインストラクターの川井代表が、7年前に舞鶴市や綾部市、京都市などで開設。現在、3歳児から高校生まで約150人がチアダンスの練習に励んでいる。  川井代表は「集中力と自信を持って、全国大会に臨み、入賞してほしい」と期待している。

写真=「リボンベリーズ」と「ストロベリーズ」の小学生
2009年3月21日

手作り公民館活動 「勇の家」今年で10年
集う人のつながりと笑顔が広がる
 心と体の健康づくりと人との交流の場にと、がんで亡くなった夫の遺志を継いだ谷上早苗さん(56)=溝尻町=と市民たちが、矢之助町に「勇(ゆう)の家」を運営している。コーラスやハイキング、陶芸、ピアノなど多くのサークルと教室が開かれ、集まった人たちのつながりと笑顔が広がっている。手作りの公民館活動として地域に根づき、今年で10年目に入った。  中学校で体育の教師だった谷上さんは、47歳の時に体調を壊し、同じ時期に夫の勇(いさむ)さんが膵(すい)臓がんと分かり、47歳で亡くなった。明るい人柄で、人が集まる場所が好きな勇さんと定年退職後は、2人で卓球場を作りたいと語り合っていた。  つらい思いが重なり職場復帰できず退職したが、勇さんの想いを残そうと、自身の健康を損ねた体験も重ね、2000年に桃山町の元店舗で開設。聴覚障害者たちも活動した。建物が取り壊されることになったが、多くの利用者が存続を望み、06年からいまの旧東舞鶴幼稚園前の木造2階建て民家に移った。  「自分の好きなことを人と一緒に広げていける場に」などを活動の理念にし、3人集まればサークルができ、講師を探してスタートさせる。着付けや木版画、マージャン、習字など17のサークルと教室に、小学生〜80代の延べ約100人が参加。年に1度、全員が顔を揃える交流会も開く。1人で行き場のない人を誘って来る人も増え、朗らかな話し声が絶えない場になった。  家賃などの経費と会費から会場費を差し引くと収支はとんとん。趣旨に賛同する7人の市民が運営委員として支え、講師らも応援している。利用者が手弁当で部屋を清掃したり、庭の手入れもこなす。矢之助町の主婦、植小夜子さんは「ここに来るのが楽しい。いろんな人と知り合って輪が広がりました」とコーラスサークルに参加する。  谷上さんは「人との関わりが少ない時代だからこそ、つながりを感じられる場が必要だと思います。皆さんからたくさんのことを教わり、勇気をもらっています」と話す。利用を呼びかけている。
【問い合わせ】電話63・7928、勇の家。
 28日と29日は勇の家で、瀬崎の陶芸家、西野陽子さんの作品展、利用者らの手作り品の市などを開く。1日目は午後1時〜同6時、2日目は午前10時〜午後5時。

写真左=歌声を響かせるコーラスサークルの参加者たち
写真右=活動のきっかけとなった故・谷上勇さん
桜シーズンを前に共楽公園清掃
和田中の1・2年生113人
 和田中学校の1、2年生約113人が3月18日、余部下の共楽公園で、桜の花見シーズンを前にして清掃活動に取り組んだ。  地元にある桜の名所の公園を、自分たちできれいにしようと毎年実施している。清掃の前に同公園花祭協賛会の高橋秀策会長が、海軍の鎮守府建設とともに、人口750人の地区が1万人の町になった歴史、大正7年ごろに桜を植えて整備された公園の由来を説明した。  続いて生徒たちがごみ袋と火箸を手にして、公園山頂から下までの道や桜の周囲でごみを拾い集めた。山頂ではすでに数輪の桜の花が咲き、今年は例年より1週間開花が早いという。3月29日に山開き式典、4月12日にイベントを行う。

写真=ごみを拾い集める生徒
2009年3月17日

岡田上小の学校便り「ほっとホット」
子ら大人が忘れてしまった大切なことを伝える
 地頭の岡田上小学校が毎月作成する学校便りに、全校児童28人の子供たちの様子を書いた小さなコーナー「ほっとホット」がある。大事に育てたアイガモとの別れ、けがをした祖父の快方を願うなどの気持ちと情景が生き生きと綴られ、子供の素直な表現や観察力、好奇心一杯の便りを地域の人たちも楽しみに待つ。大人が忘れてしまった大切なことを、子供たちが教えてくれている。  2007年に岡田上小に着任した宮本雅子校長が、由良川をはさんだ山間の地域のよさと素朴な子供たちを伝えようと、その年の五月から執筆を始めた。登校時の校門や休み時間、教室、校長室の窓から見た子供たちの姿と交わした会話などをメモに取る。  取り上げる題材は様々。身近なものを遊びに変える感性、じゃんけんに夢中になる純真さ、落ち葉を「電気がついとるみたい」という表現力、動物の糞から「サルが3人ぐらいでうんこしたんやなー」「なかよしなんや」と次々と膨らむ想像力を描写する。  学校での米作りのため5、6年生がアイガモ2羽を雛から育てたが、役目を終えて舞鶴幼稚園に引き取られる日、一旦下校した6年生が自転車に乗って急いで学校へ戻り、最後に2羽を抱っこして別れを惜しんだ。  職員玄関に座っている子供に声を掛けると、「ほら、これ」とピカピカの上靴を指さし、照れながらもうれしそうに教室に戻る子。また、いつもと違って足先をピンと伸ばすように歩くその足に可愛い靴を見つけたり、前に差し出して歩く腕に新しい傘がかかっている姿など、1人1人を見つめてきた。  保護者だけでなく地域の団体、民生児童委員らに135部を作って配布。地元の人から感想を書いた手紙が寄せられ、家族の話題に上ったりする。宮本校長は「子供たちの中に懐かしさを感じ、こちらを温かくさせてくれています。心のつながりや豊かな感性を大切にして成長してほしい」と話す。卒業式の3月23日、6年生3人に最後の学校便りを送る。

写真=卒業文集について話す宮本校長(右端)と6年生たち
「舞鶴ドリーム与保呂川を桜の天の川にする会」
市与保呂浄水場を 再び名所にと植樹祭
 市内の桜の名所として親しまれた市与保呂浄水場を再び元の姿にと3月15日、与保呂の同浄水場構内で、特定非営利活動(NPO)法人・舞鶴ドリーム与保呂川を桜の天の川にする会(西村敏弘代表理事)が、桜の植樹祭を行った。今後3年計画で桜を植樹して、台風災害での流失や根腐れ病などで伐採された桜を蘇らせる。  植樹祭には、地元の住民や卒業を控えた与保呂小学校6年生ら約50人が出席。西村代表理事が「桜公園の再生のスタート。末永く後世の人達に楽しんでもらえるよう桜を育てたい」とあいさつ。与保呂小6年の須貝早貴さん(12)は「桜の花が一杯のふるさとになることを楽しみにしています」と話した。  この後、出席者らが桜の成長を願って根元にスコップで土をかけ、ソメイヨシノの若木18本と山桜4本の計22本を植樹した。この木は、今年花を咲かせるという。与保呂川沿いに桜の植樹を続ける桜の天の川にする会では、3年かけて約100本を植樹することにしている。  与保呂川浄水場の初代の桜は、大正10年に旧海軍の水道施設として完成した貯水池に植樹された。その後、昭和28年の台風災害で大半の桜が流失し、2代目として植樹された桜は、根腐れ病などで昭和56年に約130本が伐採された。  この後、植樹された3代目の桜は、平成13年に「桜守り」として知られる京都市の造園業、佐野藤右衛門さんに診断を受けたが、こちらも根腐れ病などで伐採された。市では、桜の病気の原因を取り除くため、暗渠排水溝を設けるなど土壌改良を行い、桜の天の川にする会が、4代目の桜を植樹した。

写真=植樹する西村代表理事、与保呂小6年生ら
2009年3月13日

2社に水産庁長官賞、出品5社全ての商品入賞り
全国蒲鉾品評会で舞鶴が高い評価受ける
 東京都内でこのほど開かれた第61回全国蒲鉾品評会で、舞鶴から出品した5社全ての商品が入賞した。その中でも、「高作商店」(魚屋、高野真一代表)の「焼きの極(きわみ)」と「藤六」(竹屋、高野雄代表)の「おらんだ揚げ蒲(かま)」が、最優秀に次ぐ水産庁長官賞を受賞した。  品評会は全国蒲鉾水産加工業協同組合連合会の主催。「むしもの」など7部会で、それぞれの製品を審査する。今回は舞鶴で製造・販売する5社全てが出品し、各賞を受賞した。2月に大阪市内で開かれた全国水産加工たべもの展で、2社の蒲鉾と竹輪が府知事賞を受けたのに続き、高い評価を受けた。  「焼きの極」は、グチとスケソウダラを半々の割合にした生のすり身を、4割使って蒸した後に表面を焼いた蒲鉾。特殊なすり方をして柔らかい歯ごたえを特徴にしている。江戸期創業で9代目の高野代表は「生すり身の様子や気温などの状況を見ながら、すり温度の設定など全てに気を使って作っています」と話す。  「おらんだ揚げ蒲」は、1931年に創業した祖父の代から受け継ぐ1品。生すり身を竹の棒に巻き、さらに簾を巻いて蒸し、竹と簾を抜いた後に再度蒸して油で揚げる。当時は油で揚げるのが新しくハイカラだったため、「オランダ」のイメージに結びつけ商品名にした。手作りのため1日50本しか生産していない。高野雄代表は「昔の味を再現しようと、地元の魚の生すり身を100%使っています」と話している。

写真左=水産庁長官賞を受けた「焼きの極」
写真右=同賞を受けた「おらんだ揚げ蒲」
プリザーブドフラワーの魅力を伝えたい
神田さん、ふるさと舞鶴で教室開きレッスン
 舞鶴出身のフローリスト、神田真奈美さん(35)=高槻市=が、プリザーブドフラワーの魅力を伝えようと、ふるさとの舞鶴で教室を開いてレッスンに取り組んでいる。  東舞鶴高校を卒業した神田さんは、自分の結婚式でブーケを作ってもらい、生花そのものの質感ながら長持ちできるプリザーブドフラワーに引かれた。プリザーブドフラワーは生花に特殊な加工を施すことで長期保存でき、贈り物などに使われる。  JBFA日本ブライダルフワラー協会の正会員の資格なども得て、自宅で教室「Lucprie」を開く。舞鶴では先月から市場の喫茶店「The Cafe」内で始めた。神田さんは「上品で女性のかわいらしさを取り入れたデザインを提案したい」と話す。  教室は毎月第1、3土曜日の午前と午後の部。体験レッスンなどもある。完全予約制。問い合わせは神田さんのメール(lucprie073@yahoo.co.jp)へ。

写真=生徒たちに指導する神田さん(右端)
2009年3月10日

卒業控えた大浦小6年生が絵封筒づくり
お世話になった地域の人たちに贈る
 お世話になった地域の人たちへ、絵封筒を贈ってお礼の気持ちを伝えようと、平の大浦小学校で3月5日、6年生21人が初めての絵封筒づくりに挑戦した。いろんな図柄の切手を多数組み合わせて80円にし、野球の試合やカルタ取り、魚釣りの絵を描いたりシールを張って楽しい作品に仕上げた。後日、手紙を入れて投函した。  切手の図柄を活かして絵を描いて贈る絵封筒は、切手を多数使ったりアイデアを凝らした絵など遊び心にあふれ、全国で文通をする愛好家が増えている。2007年には初めての全国規模の作品展が開かれ、昨年8月と今年1月には浜のギャラリー・サンムーンで、舞鶴や近隣の市民による作品が展示された。  その楽しい絵封筒で感謝の気持ちを伝えようと、卒業を控えた六年生たちが取り組んだ。この1年間に地域の歴史である引き揚げについて、地元の人から聞き取りをしたり、昨年12月には協力者を招いて発表会をした。児童1人が1通を作り21人に発送することにした。絵封筒で文通を楽しみ、子供たちに工作も教える田端みつ子さん=田中町=らが講師を務めた。  封筒の大きさと料金などの基本的なルールを教わった後、児童たちは多くの記念切手の中から、イメージする絵に合わせた切手を選び、合計80円になるように額面を計算した。切手を封筒の上に配置し、折り込みチラシの中から魚の絵を切り取ったり、ティシュや動物のシールを張りつけたり、色鉛筆などで絵を描いた。  開幕した野球のWBCにちなみ、野球の20円切手と1円切手、米国と日本の国旗の切手を使い、試合の様子やスコアボードの絵を描いた作品。鳥や海、雪山などの切手で四季を表現した作品も出来上がった。和菓子の切手を使って茶会風景を描いた内海俊明君(12)は「茶道クラブの活動が楽しい思い出になっているので、お茶会の様子を絵にしました。家でも絵封筒をやってみたい」と話していた。

写真左=絵封筒づくりをする6年生
写真右=切手を複数枚使って仕上げた絵封筒










ワンダフル舞鶴写真展市長賞に小山さん(余部下 )
3月19〜22日、総文小ホールで展示
 第18回ワンダフル舞鶴写真展(市文化事業団など主催)の審査結果が、このほど発表された。市長賞には、金剛院を撮影した余部下の小山一郎さん(76)の「晩秋風情」が選ばれた。応募作品は3月19日〜22日、浜の総合文化会館小ホールで展示される。入場無料。  舞鶴の自然景観や伝統行事、歴史などを写真で紹介しようと開催。今年は82人から194点の応募があり、日本写真家協会会員の宮野正喜さんが審査した。  市長賞の小山さんは、晩秋の金剛院の美しさをとらえて評価を受けた。教育長賞には南田辺の吉野耕司さん(72)が夕景のクレインブリッジを撮影した「幻想の架け橋」、理事長賞には真倉の土淵隆文さん(70)が朝の舞鶴湾を撮影した「朝霧の刻」が選ばれた。吉野さんは別の作品で特選も受賞した。  展示期間中の22日午後1時半から同会館会議室で、宮野さんによる写真クリニックがある。参加無料。申し込みは同事業団(電話64・0880)へ。
このほかの入賞者は次の皆さん。
【特選】宮崎日出夫(宮津市)増田章(愛宕中町)【入選】川代日出三(小倉)堀江勇治(倉谷)藤原泰男(安岡)野崎洋子(行永東町)嵯峨根徹(清美ケ丘)奥田克己(溝尻梅ケ谷)村田勝彦(安岡町)中澤較正(泉源寺)野口昭一(福知山市)吉川龍一(高野由里)【特別賞・ふるさと賞】野崎洋子(行永東町)【同・ほのぼの賞】小幡尚子(堀上)【同・お祭り賞】江森勲(千葉県船橋市)

写真左=【市長賞】小山さんの「晩秋風情」
写真中=【教育長賞】吉野さんの「幻想の架け橋」
写真右=【理事長賞】土淵さんの「朝霧の刻」
2009年3月6日

東高・書道講師の前田さん(小倉)
第45回記念創玄展で大作「望」が大賞に
 社団法人創玄書道会主催の第45回記念創玄展の審査結果が発表され、東舞鶴高校の書道講師、前田智穹(ちきゅう)さん(本名・智、39)=小倉=が創玄展大賞を受賞した。隷書体で「望」の1文字を書いた120センチ四方の大作を出品。「受賞の知らせにびっくりしました。この作品は一生の思い出」と喜びを語る。3月7日、東京都内で表彰式が開かれる。  同書道会は、書家の金子鴎亭氏が提唱した芸術運動に賛同した書家が集まり結成。現在、書道界の団体として最大級の会員数を誇る。前田さんは25歳から会員。3年前から小学生〜高校生の学生展の審査員を務める。今回から初めて大賞の審査対象の資格を得られ、初の応募で約700点の中から大賞を射止めた。  京都市の出身。小学1年から母の勧めで近くの書道教室で習い始め、筆で太くも細くも書ける魅力にはまり好きになった。書の教員になろうと大学に進学。著名な書家の石飛博光さんの表現力と大きな人柄に出会って、一九九八年から師事し東京に出掛けて研鑽を積む。2002年には、第54回毎日書道展で公募部門最高の毎日賞を獲得した。  創玄展に向け約4カ月前から準備してきた。前向きな言葉で面白い形をした1文字を選び、隷書や金文などの字体で2本の筆を使って書き上げ、その中から「望」を出品した。「のびやかに書くことができた」と自己評価する。  創作活動に励む一方、東高では授業だけでなく、書道部の顧問として指導にも力を入れる。表札やTシャツなどにカラフルな絵の具を使ったり、わかりやすい言葉や英語も題材にしたりと、生徒に書の楽しさを伝えようと型にはまらずに教えている。  前田さんは「賞は十年ぐらいかかって取れればいいと思っていたので、今回は全く頭にありませんでした。今後も形式にとらわれずに新しいものを作っていきたい」と話す。師の石飛氏からは「君の最高傑作」とうれしい言葉をもらった。  東京都内の国立新美術館などで3月15日まで展示されている。

写真左=東高書道部の部員に指導する前田さん
写真右=創玄展大賞を受賞した作品(創玄書道会提供)
特養ホーム「安寿苑」に10回目の訪問
西高ボランティア部、音楽でお年寄りと交流
 西舞鶴高校ボランティア部の生徒たちが、上安の特別養護老人ホーム「安寿苑」でボランティア活動を続けている。10回目の訪問となった3月1日は、ギターを演奏しながらオリジナル曲を歌ってお年寄りたちと交流した。  安寿苑からの依頼を受けて、同部の部員たちが好きな音楽を通してボランティア活動をしようと、昨年2月から訪れるようになった。これまで4、5人の部員が歌や楽器演奏などを披露し、顔見知りになり訪問を楽しみにする人もできた。  いまはともに2年生の上羽浩二君(17)と栗山基君(17)の2人の部員が活動する。この日は約30人を前に、2人はバラーード曲の「only」、「かぜ」などをギターの演奏で歌うと、お年寄りも手拍子を取って聴いた。上羽君は「3年生になっても続けたい」と話す。  3月29日午後1時から女布の城南会館で、小中学生のチーズケーキづくり教室をした後、演奏をする。

写真=お年寄りにオリジナル曲を演奏する高校生
2009年3月3日

西高通信制、孫のような同級生らに支えられ
63歳の粟倉さん(京丹後市 )が卒業
 引土の西舞鶴高校(井関康宏校長)で2月28日、平成20年度卒業式があり、通信制課程の粟倉つた江さん(63)=京丹後市峰山町=が、同課程の21人とともに卒業の日を迎えた。孫のような年齢差のある同級生らに支えられ、時には人生の先輩として自分の経験を伝えるなどし、大切な思い出を紡いだ3年間になっている。  粟倉さんは中学卒業と同時に、実家の丹後ちりめんを織る仕事についた。当時はまだ高校進学者が少なく、高校に行きたいと思いはしたが言い出せず、機織りの昼休みに新聞を読むのを楽しみに過ごしていた。  結婚し1男1女を育て仕事もしていたが、60歳を迎えて自分の人生を振り返り、高校へ行きたかった気持ちが蘇った。西高通信制を卒業し舞鶴に住む妹がそんな思いを察し、面接など全ての段取りに手を貸し背中を押してくれた。  2006年の入学式。若者ばかりでどう関わっていいのか、続けられるのかと不安の方が大きかったが、毎週日曜日の登校で徐々に若い人たちが声をかけてくれ、通学が楽しくなった。一方、英語と数学の勉強に苦労した。同級生からレポート作成の手助けを受け、友人の娘の現役高校生が教えてくれた。  昨年は生活体験発表で60歳で通信制に入学した思いをはじめ、「私はかつて生きることができなかった時間を少し生き直すことができたように感じます。その時間は、私の人生という『織物』を新たに紡ぎ直していくためのきっかけを与えてくれた」と綴り、若い人たちから励みになったと感想を聞いた。  必要な単位を修得し最短の3年で卒業を迎えた粟倉さんは「体験発表は私の宝物になり、何度も読み返しています。機会をつくり支えてくれた妹、家族、先生、同級生の皆さんに感謝の思いで一杯です。いまは張り詰めた思いが切れたような感じです」と話していた。

写真=卒業証書を手にする粟倉さん
市内在住や舞鶴出身の23人に優秀スポーツ賞
斎藤選手(金沢学院東高教諭 )には特別優秀賞
 市は、平成20年度の市優秀スポーツ賞の受賞者を発表、このほど北吸の市政記念館で表彰式をした。北京オリンピック・女子ウエートリフティングで活躍した斎藤里香選手(金沢学院東高校教諭)に特別優秀賞をはじめ、23人に優秀スポーツ賞を贈った。  昨年の1年間に、全国大会で3位以上、国際大会で8位以上の優秀な成績を納めた市内在住や舞鶴出身の競技者を対象に贈っている。オリンピックで活躍した斎藤選手は特別優秀賞に該当し、昨年9月に表彰した。  出席した選手らを前に、斎藤彰市長が「スポーツを通して明るいまちづくりをしていますが、皆さんはその先頭に立っておられます。支えてくれる人、指導してくれる人のことを胸に刻んで今後も活躍してほしい」とあいさつし、表彰状とトロフィーを手渡した。
 受賞した選手は次の通り。
 越後智行(中筋小)、西尾里菜子(青葉中)、鹿田真理(同)、竹本愛太(東高)、古坂みさと(同)、野瀬光(東高浮島分校)、上田大輔(一条卓球クラブ)、内田慎一郎(市空手道連盟)、亀井美尚(まいづるスイミングクラブ)、瀬野弘昭(市陸上競技協会)、竹内俊夫(舞鶴卓球協会)、櫻井みさき(就実中)、井上愛里沙(同)、小林克己(加悦谷高)、秋原悠(関西大)、藤原祥(明徳義塾中)、上田仁(青森山田高)、上田萌(東京富士大)、福島航(洛南高)、竹下菜緒(金沢学院大)、谷口亜純(立命館大)、嵯峨根幸(京都産業大)、堀大輔(国士舘大)

写真=斎藤市長から表彰状を受け取る 優秀スポーツ賞受賞者
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