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2015年4月28日

引き揚げの地で 音楽劇「君よ生きて」
7月4、5日 総文小ホールで上演
チケット発売中 市民らムード盛り上げ

 舞鶴市海外引揚70周年記念事業として、シベリア抑留と引き揚げをテーマにした音楽劇「君よ生きて」(望月龍平シアターカンパニー)の舞鶴公演が7月に上演される。4月19日からチケットが発売され、北吸の市政記念館では同日、演出家や出演者らによるプレビュー公演が開かれ、市民ら約120人が本公演の成功に向けてムードを盛り上げた。
 音楽劇「君よ生きて」は、舞鶴引揚記念館所蔵資料のユネスコ世界記憶遺産登録に向けた活動の一環で、演出家の望月龍平さんの劇団が制作し、市が資料提供や引き揚げ経験者らへの取材などに協力した。現代の若者がシベリアの収容所にタイムスリップして強制労働の厳しさを体験し、舞鶴へ帰港する物語で、昨年3月に東京都内で10回上演された。
 舞鶴公演は、舞鶴港に引揚第1船「雲仙丸」が入港してから70年の節目に合わせ上演が決定し、舞鶴観光協会、まいづるネットワークの会、舞鶴・引揚語りの会ら5団体が、舞鶴公演を盛り上げる会も設立した。
 プレビュー公演ではチケットの販売も行われ、ダイジェスト版の映像も上映された。舞鶴港を舞台にしたシーンの再現では、女優の伊東えりさんが舞鶴で夫の帰還を待ちわびる妻を、平川めぐみさんが妻を励ます舞鶴市民の役を歌を交えて演じた。  また、音楽担当のユウサミイさんによる劇中歌のライブ演奏や、多々見良三市長を交えた5人でのトークセッションも行われ、公演終了後には市民との交流会も行われた。
 演出の望月さんは「台本は自分が書いたというより、見えない力が降りてきた感覚があり、先人たちから託されたシーンがたくさんある。先人がどんな気持ちで命をつないでくれたのかを考えてほしい」と話していた。
 舞鶴公演は7月4、5日に浜の総合文化会館小ホールで。両日とも午後0時半、同6時からの計4回。前売りチケットは東京公演時より格安の特別料金で、一般3,000円、学生1,000円(当日は各500円増)。同館のほか、市民会館、エール東舞鶴店などでも販売中。
【問い合わせ】電話64・0880、総合文化会館


写真=プレビュー公演で舞鶴港を舞台にした一場面を演じる伊東さん(左)と平川さん


西高書道部
エコなパフォーマンス披露
5月2日にこどもまつり 墨汁、絵の具提供呼びかけ

 西舞鶴高校書道部が、5月2日に綾部市とよさか町の綾部工業団地交流プラザで開かれる「こどもまつり2015@あやべ」(同実行委員会主催)に出演し、書道パフォーマンスを披露する。主催者は墨汁などの提供を呼びかけている。
 同行事は府北部の農業者や母親たちによるイベント。環境や食などをテーマに中高生たちの演奏、親子で楽しめるワークショップ、食べ物や工芸品の販売などをする。
 同書道部は環境をテーマにした書道パフォーマンスを行なう。同実行委員会はパフォーマンスに使う墨と絵の具、綿の白布や布団シーツの提供を市民に呼びかけている。書道部部長の3年生、山ア菜月さんは「エコについて考える機会になるとともに、書の魅力も伝えたい」と話している。
 墨は使いさしのものでもよく、絵の具は水彩、アクリルのどちらでもよい。桃山町のウィズビル内fleuriste空桜、引土のいさざ会館で受け付けている。郵送の場合は〒624―0118西方寺252 今井葉波さん宛てへ。 【問い合わせ】電話60・1246、今井さん


写真=パフォーマンスに出演する西高書道部員たち


2015年4月24日










バイオごみ袋普及を
みずなぎ高野学園 製造、販売に取り組む
サトウキビ素材で環境に優しく

 障害者たちが利用する野村寺のみずなぎ高野学園が、従来の石油化学由来ではなく、植物素材を利用した半透明のバイオごみ袋の製造に3月から取り組んでいる。二酸化炭素削減など環境への意識を高めるとともに、不燃ごみを出す際に不用なものを入れるのを防ぐのに役立てたいと、普及に努めることにした。
 福祉的就労の場である同学園は、これまで発泡スチロールなどを回収してペレットにするリサイクル事業、紙おむつ専用袋の製造などを請け負い、利用者たちが働いている。
 一般的な石油素材の青色のごみ袋も2003年から作ってきたが、原料の在庫がなくなったのを機に、環境に配慮したサトウキビを素材にした中身が見える半透明のバイオごみ袋の製造に切り替えることにした。
 不燃ごみを出す際に市はプラスチック容器類などについて、透明か半透明のごみ袋で出すよう呼びかけているが、一部で中身が見えにくい青色のごみ袋を使っている人もいる。同学園の利用者もリサイクルプラザで分別作業をして中を確認しているが、そうした作業の安全を高めるため、同学園は半透明のごみ袋の普及を進めたいと考えていた。
 豊岡市の素材メーカーからロールごと仕入れ、製袋(せいたい)機で加工する。袋は45リットル用で横65センチ、縦80センチ、厚さ0・025ミリ。7枚入り100円。利用者たちが外袋に詰める作業をする。同学園で販売しており、大口で購入する市内の事業所もある。
 同学園主任の野々垣和彦さんは「環境にやさしいごみ袋として、扱ってもらえる店を増やしたい。ごみ出しのルール意識を高めることにも役立てば」と話していた。
【問い合わせ】電話75・8800、みずなぎ高野学園


写真右=ごみ袋に加工する作業
写真左=45リットル用の半透明ごみ袋


赤れんがパーク5号棟で
4月25、26日 鉄道フェスタ開催
Nゲージやプラレール 大ジオラマで体験

 北近畿鉄道友の会が企画した「赤レンガ鉄道フェスタ2015」(舞鶴観光協会主催)が4月25、26日に北吸の赤れんがパーク5号棟で開催される。午前9時から午後5時(26日は午後4時まで)。入場料は3歳以上1日100円(再入場可)、2歳以下無料。
 今年はNゲージのコーナーに、同友の会の嵯峨根八郎事務局長が西地区の市街地を参考に半年かけて作成したジオラマが登場し、2台のコース(4メートル×1・8メートル)で運転体験(5分100円)ができる。抽選に当たると、1周18メートルのコースで16両編成のN700系新幹線などの運転を10分間無料体験できる。
 プラレールのコーナーでは、三重県の亀鈴(きれい)プラレールクラブ「こまち」が、府北部で初となる全長約1・2キロのレールを使った大ジオラマを作成。赤れんがの建物など東地区の街も再現され、自分のプラレールを持ち込んで走らせることができる。大人が中に入れる32段のレールを積み上げた高さ2・8メートルのタワーもある。
 ほか、ミニ新幹線体験乗車(100円)や鉄道グッズの販売、京都丹後鉄道のPRコーナーなど。
【問い合わせ】電話66・1035、智恵蔵


写真=西地区市街地を参考にしたNゲージのジオラマと作成した嵯峨根さん


2015年4月21日

おはなしキャラバンたんぽぽ 子供の笑顔励み人形劇届ける 文科大臣表彰 休止危機乗り越え活動30年

 人形劇の上演や絵本の読み聞かせなどをする「おはなしキャラバンたんぽぽ」が、子供の読書活動を推進する団体などに贈られる文部科学大臣表彰を受賞した。西図書館や幼稚園などでボランティア公演を続け、今年で設立30周年の節目に受賞が重なった。子供たちの喜ぶ笑顔を励みにお話の魅力を届けている。4月23日、東京都内で表彰式が行なわれる。
 西公民館で開かれた読書案内講座の修了者で1982年に結成した「母と子の読書サークル」が前身。その後、85年に現在のグループ名に変更した。会員の米田みのりさん(64)は「たんぽぽの綿毛のように、あちこちにお話好きの子供が生まれ、呼ばれたらどこへでも飛んでいって演じようとの思いがグループ名に込められています」という。
 西図書館でのおはなし会で、子供たちに人形劇や紙芝居の上演などをしていたが、次第に出演依頼が増え、幼稚園や保育園、小学校の学童クラブ、支援学校、公民館、地域の子供会などに出向くようになった。昨年度は同図書館で4回演じたほか、計20公演を数えた。
 上演の演目は人形劇が「おだんごパン」など33作品、紙芝居が「うさぎとかめ」など20作品、そのほかテーブル人形劇、影絵、エプロンシアターなどを演じる。1回の公演で人形劇や絵本の読み聞かせなどをプログラムとする。当初手作りした人形をリメイクして使い続けている。
 現在実働のメンバーは11人。15年前には2人だけになった時もあったが、子供たちから「また来てね」との言葉に背中を押され、時には自分の子供に手伝ってもらうなどし、継続の気持ちを大切にしてきた。針仕事など特技を活かして衣装づくりや音響、照明などでも力を合わせる。
 毎週木曜日に同図書館で練習する。同じ作品をだれもが演じられるようにと出演者を替え、演じ方も工夫しながら稽古を繰り返す。メンバーたちは互いにアドバイスを送り、時にはアドリブを入れ笑いの絶えない時間を過ごし、楽しい劇へと作り上げている。
 会員の根津美智子さん(58)は「子供たちは集中して見てくれ、時には劇に反応する姿に演じ手もアドリブで返しています。子供たちの表情を変えてくれる人形の力はすごいと思います」、代表の大田恵子さん(65)は「みなさんに育ててもらって30年を迎えることができました。活動を評価していただきうれしいとともに、責任も感じています」と話していた。


写真=楽しい人形劇を作り上げるメンバーたち


京都府の担い手研修修了で
泉さんからバトンタッチ
入澤さん「赤岩高原卵」生産へ

 新たな就農者を支援する京都府の担い手養成実践農場事業で、西方寺平に移住してきた入澤祐樹さん(21)が2年間の研修を終え、修了証の交付を受けた。研修を受けた同地の採卵養鶏農家、泉清毅さん(74)から経営を引き継ぎ、「赤岩高原卵」の生産に取り組む。
 堺市出身の入澤さんは、全国で唯一の有機農業を教える私立農業高校である愛農学園(三重県)に在学中、当時の学園理事長だった西方寺平の養鶏農家、霜尾誠一さんの元で研修を受けた。
 その後、府の担い手を育成する事業に申請し、泉さんから指導を受けた。泉さんは高齢化で引退を考えていたところ、入澤さんが継ぐことを決め、鶏舎などの設備を借りながら、これまで通り同地区の3軒共同で卵の販売を行なっていく。
 同地区の集会所で、府中丹農業改良普及センターの軽野豊一所長から修了証書を受け取り、泉さんと霜尾さんが激励をした。入澤さんは「大規模化するのではなく最大でも1500羽までにして、費用を抑え収益を上げるようにし、卵と野菜と米の複合経営をしていきたい」と抱負を述べた。
 現在、同事業を終えて市内で営農しているのは12人、研修中は4人。


写真=泉さんから指導を受ける入澤さん(右)


2015年4月17日






















福祉、観光人材育成へ
舞鶴YMCA専門学校開校、17人が入学
市が誘致し建物を改修
地域の発展に、関係者の期待集まる

 福祉と観光分野の人材確保のため、舞鶴市が誘致を進めてきた舞鶴YMCA国際福祉専門学校(神ア清一校長)の校舎改修工事が終わり、4月11日、現地で完成式と開校式、第1期入学式が開かれた。新入生17人でスタートを切り、代表の学生が抱負を述べた。府北部の介護と観光ビジネスの人材を育てる教育機関として期待を集めている。
 全国的に福祉施設などで福祉・介護スタッフの不足が続いているが、京都府は府北部で2015年度〜17年度の3年間で1,000人の人材を確保する目標を立て、関係機関と協力して人材養成システムの施策を進めている。その1つとして市が介護人材を育成する専門学校を運営する京都YMCA(京都市中京区)に、舞鶴市への誘致を働きかけた。
 旧勤労者福祉センターや東公民館などが入っていた建物の耐震補強などを昨年4月から市が実施。府の補助金も受け総事業費は約2億5,000万円。旧別館は取り壊し駐車スペースにした。新校舎は鉄筋コンクリート造り5階建て、建築面積2573平方メートル。元の施設を改修し入浴や介護実習室、図書館、演習室、講堂などを備えている。
 開設した学科は介護福祉士が取得できる介護福祉学科、英語や旅行実務などが学べる国際観光ビジネス学科で、ともに2年課程、定員は各40人。大学への編入もできる。第1期はほぼ市内の高校から福祉学科に14人、ビジネス学科に3人が入学した。
 式典には約120人が出席。完成式で多々見良三市長が「舞鶴での開校を決断していただきお礼を申し上げます。今後も引き続きYMCAを支援していきたい」とあいさつし、舞鶴YMCAに建物と土地を20年間無償貸与する契約書に、多々見市長と京都YMCA学園の野村武夫理事長が互いに署名した。
 続く開校式では野村理事長が「福祉人材不足の解消や国際感覚豊かな人材を育て、YMCAの強みを活かし地域の発展に貢献したい」と式辞を述べた。
 東舞鶴高出身で介護福祉学科に入学した山田真さん(19)は「高齢者施設の体験で入所者からお礼を言われたのがきっかけで福祉の道を選びました。卒業後は舞鶴で働きたい」、ビジネス学科に入学した日星高出身の藤原麗さん(同)は「地元に学校ができうれしい。たくさんの資格と検定を取りたい。私達が実績を積むことで後に続く学生が増えるよう、がんばりたい」と話していた。


写真@=開校した舞鶴YMCA国際福祉専門学校
写真A=署名を交わした多々見市長と野村理事長
写真B=抱負を述べる山田さん
写真C=入浴実習室
写真D=5階の講堂


桜街道復活へ、15本植樹
東ロータリーク 府道バイパス沿道に

 舞鶴東ロータリークラブ(冨川唯夫会長、会員35人)が、このほど森の市道北吸森線の沿道で、山桜の苗木15本を植樹した。今後も引き続き桜街道づくりを行なう予定。
 1953年に設立された舞鶴ロータリークラブが東西地区の融和を図ろうと、府道の白鳥街道トンネルの東西の沿道に100本ずつの桜を植え、ロータリーの桜として市民に親しまれてきた。61年に東ロータリークラブができ、その後は各クラブが桜の世話を続けてきた。
 府道の渋滞緩和のためバイパス道として市道が整備されるのに合わせ、白鳥街道沿いの桜の多くが伐採された。2年前に東クラブが4本を植え、今年は山桜15本を沿道斜面に植樹した。
 この日、10人で作業をした冨川会長は「桜のすばらしいロケーションになるよう期待しています」と話していた。


写真=山桜を植えた会員たち


2015年4月14日

お地蔵様へ新しい祠届ける
七日市の伊佐津川土手 台風23号の洪水で流され
地元の女性、宮津高へ依頼

 七日市の伊佐津川沿いの土手に祀られている地蔵に新しい祠が完成し、製作をした宮津高校建築科の生徒と教員たちがこのほど設置した。2004年の台風23号による川の洪水で祠が流され、地元の女性の新しい祠を作ってほしいとの願いに応え生徒たちが作った。
 京田の会社員の女性(55)が、七日市の畑で農作業をする折、土手に安置されている地蔵にお参りをしていたが、台風による増水で祠が流された。4年前に宮津高の生徒たちが地蔵の祠を修理した活動が新聞に掲載され、それを読んだ女性が同高に手紙で製作を依頼した。地域から依頼された製作物が多いため作業が遅れ、生徒16人が昨年9月から祠づくりを開始し、4棟を完成させた。
 地蔵は高さ40センチ、幅20センチ、奥行き15センチの石造。祠はヒノキ造りで高さ103センチ、幅65センチ、奥行き64センチ。舞鶴在住の3年生2人を含む4人と教員4人が1棟を運び、地面を掘って砂利を敷き詰めた上に置き、地面にアンカーを打ち込み固定。その中に地蔵を安置した。
 3年生の仲井大登(ひろと)君(17)=今田=は「家はすぐ近くなのでここにお地蔵様があることを知っていました。祠を届けることができうれしいです」と話していた。
 念願がかなった女性は「雨ざらしでかわいそうだったので祠が新しくなりよかった。生徒の皆さんに感謝しています」と作業を見守った。


写真=新しい祠を作り、地蔵を安置する生徒たち


115人の新入生迎える
日星高で入学式

 上安久の日星高校(水嶋純作校長)で4月9日、2015年度の入学式があり、115人の新入生が満開の桜の下、新たな気持ちで校門をくぐり、新生活をスタートさせた。
 普通科総合コース66人(昨年度76人)、同科特進コース16人(同8人)、看護科5年課程33人(同42人)が、担任教諭から名前を呼ばれ、入学許可を受けた。
 水嶋校長は「高校は一人一人が夢を見つけ、仲間とともに頑張る所です。どうか今の気持ちを忘れず求め続けてください。それが今まで支えてくれた人たちへの恩返しです」と言葉を送った。
 在校生を代表して、普通科総合コース2年の藤井凪紗さんが「ボランティア活動を通してコミュニケーションの大切さを学びました。勉強や運動以外でも、成長できる学校生活を過ごしてほしい」と、新入生を迎えた。
 新入生は各科の3人が思いを述べ、特進コースの荒賀駿人君が「失敗を恐れず、積極的な姿勢で高校生活が送れるようがんばりたい」と決意を語った。
 また、保護者代表も思いを伝え、チアリーディング部が元気のよい演技で歓迎した。


写真=高校生活をスタートさせた新入生たち


2015年4月10日

市民2人のアイデアを商品化
「赤れんがガトーショコラ」 たかた荘が販売
自衛隊艦艇写真をパッケージに
スマホ使って動画も

 市が実施した舞鶴にこだわった土産品のアイデアコンテストで、市民2人の応募案を基にした商品の第1号が完成した。赤れんがに見立てたチョコレートケーキで、パッケージも赤れんがをかたどり海上自衛隊艦艇が表に印刷されて、舞鶴をアピールしている。
 舞鶴オリジナルの土産品を生み出そうと市が昨年、市民からアイデアを公募、33人から41件が寄せられた。9月に応募者が市内の観光などの事業者に向けて、アイデアの提案説明をした。
 新舞鶴小学校5年生の上村理子さん(10)=溝尻=が、赤れんが倉庫と自衛艦のチョコレート詰め合わせを、市非常勤職員の谷口純子さん(40)=同=が、赤れんがをかたどり実際に積んで遊ぶことができるチョコを提案し、ホテルマーレたかたを運営する「たかた荘」(田啓司社長)が2人の案を参考に開発した。
 商品名は「赤れんがガトーショコラ」。焼き上げた生地にチョコレートソースを丁寧に塗り、芳醇なチョコを味わうことができる。外箱は夕方をイメージしたれんが色の背景に、護衛艦「みょうこう」「あたご」が印刷されている。内箱には「ひゅうが」など6隻の艦艇の写真を載せた。
 また、外箱のコードをスマートフォンのアプリ「COCOAR」で読み取れば、「基地のある街in舞鶴」の動画を見ることができる。
 2人は同ホテルで高田社長から商品と記念品を贈られた。父と祖父も海上自衛官という上村さんは「チョコはとても甘くおいしいので、お土産に持っていきたい」、谷口さんは「しっとりしていて甘さもちょうどいい。積み上げたられんがになる遊び心の案も採用してもらいうれしい」と述べた。
 田社長は「徐々に販売を広めたい」と話し、次は抹茶を使ったケーキも検討している。ガトーショコラは5個入り1,200円(税込み)。同ホテル(電話66・2000)などで販売する。


写真=アイデアを出した上村さん(左)と谷口さん(右)、商品化した田社長


舞鶴オリジナルの逸品に
7事業者がケーキや工芸品など

 舞鶴商工会議所と市主催の「まいづる逸品づくり塾」に参加した飲食店などの7事業者が新商品を開発し、店頭に並べるなどして販売を始めた。地元産の食材などを使ったケーキやパスタ、工芸品、箸などが新たに舞鶴オリジナルの逸品に加わった。
 同塾は、舞鶴の魅力を活かした商品を開発・発信して、個店や商店街の活性化を図る事業。今回は小売業者や製造業者など7事業者が受講し、昨年8月からスタートして、新商品や販売促進企画プロデューサーの岡本英志さんが月に一度、各事業者を回ってアドバイスしてきた。
 完成した新商品は、お菓子工房ロジナ(南浜町)が大浦の温州みかんの果汁を活かした「舞鶴大浦みかんシフォンケーキ」(580円)▽浜の東月堂が加佐地区で作られた抹茶を使った落雁「ochobo(おちょぼ)」(一箱1,000円)▽ダイニングバー「JOKE」(余部下)が舞鶴産トマトを素材に、水と油を入れない「無水ヘルシーカレー」(630円)▽イタリアレストラン「アメイロ ビストロ アルル」(魚屋)の舞鶴産の魚介類を使った「舞鶴地魚の海鮮ヴイヤベースパスタ」(1,482円)▽舞鶴巧芸(森本町)の金銀糸などを張り合わせたケース「舞鶴 西陣琥珀」(3,241円)▽土岐陶器本店(浜)の黒檀などを素材にした女性用の箸「美細箸」(2,300円)▽セレクトショップ「MITOMAN」(引土)のジーンズに購入日などを焼印するサービス。
 このほど余部下の中央公民館で新商品の発表会があり、事業者らが説明した。岡本さんは「お客さんに新商品をアピールし勧めてほしい」とアドバイスを送った。


写真=新商品を開発した事業者たち


2015年4月7日










「いさざ会館」子供と地域繋ぐ場に
元城北中美術講師 浦岡さん 旧マナイ会館活用
造形教室や創作活動を発信
4月12日にオープンイベント

 引土の旧マナイ会館を活用し、市民たちの趣味や文化活動、市内の歴史などを発信する「いさざ会館」が4月12日にオープンする。3月まで城北中学校で支援学級を担当し、美術を教えていた浦岡雄介さん(33)が管理人を務め、造形教室などを行う「アートスペースいさざ」としても活用していく。地域の人たちに向け、同日にオープニングイベントを開催する。
 浦岡さんは、様々な創作活動を発表する場にしようと、空き家になっていた公民館を借り、住み込みで管理人を務める。地域の子供たちを対象にした造形教室や大人対象の絵画教室、趣味や特技を発信したい市民や全国で活躍するアーティストを講師に招いたワークショップなどを行っていく。会館の一部はアート活動を行うtorindo(トリンド)の事務所としても使われる。浦岡さんは「子供と地域を繋ぐ場にしていきたい」と話している。
 3月29日にはプレイベントとして、西方寺の今井葉波さんによる味噌造りワークショップ「タイムカプセル三年味噌『いさざのゆめ』仕込み」が行われ、幼児から小学生の9人と大人約10人が参加した。子供たちは煮た大豆を潰したり、団子状にして桶に押し込むなど、初めての味噌造り体験を楽しみ、3年後開封予定の桶にそれぞれの夢を書いて貼り付けた。
 オープンの12日は、午前10時から餅つき、午後2時からは大阪大学特任教授の西川勝さんによる「『おもしろい』って何?」をテーマにした哲学カフェ、午後4時からは府北部で活躍する櫛田寒平さん、シャバジー、パラパラまんがBANDらが出演するアコースティックライブと、スナック風にアレンジしたホームパーティー形式の催しなどを行う。
 また、飲食の出店もあり、「カタクリコ」の洋菓子、「たねふね」のカレー、「グリーンボウルカフェ」のコーヒーが販売される。参加は自由で、各イベントはカンパ制。
【問い合わせ】電話080・5300・9213、浦岡さん


写真左=住み込みで管理人を務める浦岡さんと「いさざ会館」
写真右=プレイベントで行われた今井さん(左)による味噌仕込みワークショップ


西大浦バス、新車両出発
住民の生活と地区発展へ

 西大浦地区の住民の通学や生活の交通手段となっている自主運行の西大浦バスの車両が新しくなり、4月2日、瀬崎バス停前で出発式があった。さっそく真新しいバスが軽快に走った。
 舞鶴湾内を船で結んでいた定期航路の廃止に伴い、西大浦協議会(梅原正昭会長)が2004年10月に自主運行バスをスタートさせた。
 瀬崎から千歳、大浦小前、浮島、東舞鶴駅までの区間のルートで、平日1日4往復する。大浦小と若浦中への通学や病院の通院などに利用され、1日平均約50人が乗車している。
 47人乗りバスは運行開始から44万キロ走行し、老朽化が目立っていた。
 新バスは33人乗り。舞鶴市の補助を受け780万円で購入した。出発式では梅原会長が「海岸線を走り潮風などでバスの劣化が進んできた。地域の生活や通学、観光客を迎える交通機関として大浦の発展に寄与したい」とあいさつ。続いて関係者らによるテープカット、子供たちがバス運転手2人に花束を贈った。


写真=新しいバスの前であった出発式(瀬崎で)


2015年4月3日










子育て支援の拠点に
市、交流施設と「うみべのもり保育所」完成
自然を体感 雨でも遊べる場に

 市が浜の舞鶴湾そばに整備を進めてきた子育て交流施設とうみべのもり保育所が完成し、3月29日、現地で竣工式があった。周囲の自然環境との一体感を大切にした施設で様々な世代と遊び学ぶことができ、子供たちの成長を支えていく市の拠点として活用をしていく。
 両施設は、子育て環境の充実を推進する市の中心的な機能を果たす施設として計画された。国から敷地の譲渡を受け、総合文化会館駐車場も共用する。
 子育て交流施設は親子や世代を超えた人たちが利用できる全天候型の遊びの場で、建物は周囲の海や芝生公園に溶け込むように、また室内と野外からでも子供たちを見守れるようにと、ガラス張りを多用した。鉄骨2階建てで総床面積は1307平方メートル。総事業費5億5000万円。
 クッションやひもなどを使って体を動かして遊ぶ「動のエリア」、西乳児保育所から移設した木のおもちゃで遊べる「おもちゃ図書館」の「静のエリア」、絵本コーナー、交流スペースなどを設けた。部屋を仕切る壁はなく、自由に空間を使える。屋外には海に面した広場にベンチやデッキを配し、季節感を楽しむことができる。
 保育士が常駐し、遊びや子育てに関するアドバイスをする。利用開始は4月25日から。時間は午前9時半〜午後5時、木曜日は休館。
【問い合わせ】電話65・5050、同施設
 保育所は老朽化した東保育所、東と南の乳児保育所を統合して新設された。鉄筋コンクリート平屋建て1373平方メートル、総事業費4億2000万円。重い障害を持つ子供も受け入れる。定員150人。4月4日に入所式があり、園児130人でスタートする。
 竣工式では多々見良三市長が「ふたつの施設が持つ機能を十分発揮して、『子育てしやすい舞鶴』の子供・子育て環境のさらなる充実に努めたい」とあいさつ。続いて関係者によるテープカット、保育所に通う子供たちが合唱をして完成を祝った。


写真左=木のおもちゃで遊ぶエリア
写真中=芝生広場のベンチと交流施設外観
写真右=保育所の保育室


支援学校卒業生ら3人
「もくもくビレッジ」で就労

 心身の発達に遅れを持つ子供たちの家族でつくるグループ「もくよう会」(中野和子代表)が運営する、生活介護と就労支援の施設「もくもくvillage(ビレッジ)」(長水孝治郎所長)=上福井=で3月29日、2015年度の入所式があり、3人が新たなスタートを切った。
 同事業所は、子供たちの学校卒業後の社会での居場所を作ろうと13年6月に開設。第2期生として、堀の舞鶴支援学校高等部を卒業した2人と、下安久の就労移行支援事業所「ウェルポート虹」から1人が入所した。お菓子や手芸品を手作りして販売したり、弁当配達などの仕事に取り組んでいく。リハビリなどの生活介護を受ける入所者を合わせ、利用者は15人となった。
 式典には保護者や関係者ら約30人が出席。長水所長が「家族のように密にふれあい、気持ち、心を共有し、無理をすることなく自然に通える場所として今後も取り組んでいきたい」と式辞を述べた。
 1人ずつあいさつをした入所生は温かい歓迎を受け、在所生代表から「今年は新しい仲間が増えてうれしいです。一緒に頑張りましょう」とエールが送られた。


写真=第2期生の入所を祝い、式辞を述べる長水所長


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